コメント - Parallel Data Pump

Teradata® Parallel Data Pumpリファレンス - 17.20

Product
Parallel Data Pump
Release Number
17.20
Published
2022年10月10日
Language
日本語
Last Update
2022-11-21
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B035-3021
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata TPumpは、C言語スタイルのコメントをサポートします。コメントはスラッシュとアスタリスク"/*"で始まり、その後の入力は、終了記号であるアスタリスクとスラッシュ"*/"が入力されるまで、すべてコメントとして扱われます。コメントは、ネストすることができます。しかし、文字列または文字リテラル内に入れることはできません。例えば、引用符で囲まれた文字列内の"/*"は、コメントの開始として扱われません。

コメントは、メッセージの宛先に書き込まれます。変数名を値に置換する処理は、コメント内でも行なわれます。変数名が必要な場合は、2つの“&”を入力する必要があります。再帰的なコメントを使うことができます。その場合、コメント終了"*/"シーケンスの数が、保留中のコメント開始"/*"シーケンスの数と一致したときに、コメントが終了します。

コメントは、任意選択でデータベースに送信することができます。コメントをTeradata SQL文と一緒に使った場合、コメントを終わる終了文字としてセミコロンを置くことができます。このセミコロンは、データベースにコメントを送らずにコメントを削除するようTeradata TPumpに指示します。セミコロンを使わないと、コメントはTeradata SQL文と一緒にデータベースに送られます。

ネストしたコメントがサポートされるのは、Teradata SQL文の前または後に置かれる場合だけです。Teradata SQL文の内側では、ネストしたコメントはサポートされません。ネストしたコメントはセミコロンで終えなければなりません。セミコロンを付けないと、コメントは誤ってデータベースに送られ、構文エラーが戻されます。