次のテーブルでは、比較演算子について説明します。
演算子 | 目的 |
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EQまたは = | 例えば、p1およびp2はPERIOD式で、比較可能なPERIODデータ型を持つとします。 BEGIN(p1) = BEGIN(p2) AND END(p1) = END(p2)ならば、比較の結果はTRUEになり、そうでなければFALSEになります。 どちらかのPERIOD式がNULLになる場合、結果はUNKNOWNとなります。 PERIOD式間の要素タイプが異なる場合は、いずれか一方が他方と同じになるような明示的なCASTが必要になります。 一方のPERIOD式がPeriodデータ型を持ち、他方のPERIOD式がCHARACTERまたはVARCHARデータ型を持つ場合、CHARACTERまたはVARCHARの式は、比較の前に、PERIOD式の形式に基づいて、PERIOD式のデータ型に暗黙的に変換されます。 EQは、派生PERIODどうしの比較をサポートします。 |
LTまたは < | 例えば、p1およびp2はPERIOD式で、比較可能なPERIODデータ型を持つとします。 BEGIN(p1) < BEGIN(p2) OR (BEGIN(p1) = BEGIN(p2) AND END(p1) < END(p2))ならば、比較の結果はTRUEになり、そうでなければFALSEになります。 どちらかのPERIOD式がNULLになる場合、結果はUNKNOWNとなります。 PERIOD式間の要素タイプが異なる場合は、いずれか一方が他方と同じになるような明示的なCASTが必要になります。 一方のPERIOD式がPeriodデータ型を持ち、他方のPERIOD式がCHARACTERまたはVARCHARデータ型を持つ場合、CHARACTERまたはVARCHARのオペランドは、比較の前に、PERIOD式の形式に基づいて、PERIOD式のデータ型に暗黙的に変換されます。 システムのバージョン情報が設定されたsystem-time列またはテンポラル テーブルのtransaction-time列の終了境界値がUNTIL_CLOSEDの場合、終了境界値はTIMESTAMP列値以下にしかなりません。あるいは、列値またはリテラルがうるう秒で最大のTIMESTAMP値になる場合も、終了境界値はTIMESTAMP定数以下にしかなりません。これは、システムのバージョン情報が設定されたsystem-time列またはtransaction-time列の終了境界がタイムスタンプ値との比較に使用される場合にのみ可能です。テンポラル テーブルの詳細について、<Teradata Vantage™ ANSIテンポラル テーブル サポート、B035-1186>または<Teradata Vantage™ テンポラル テーブル サポート、B035-1182>を参照してください。 LTは、派生PERIODどうしの比較をサポートします。 |
GTまたは > | 例えば、p1およびp2はPERIOD式で、比較可能なPERIODデータ型を持つとします。 BEGIN(p1) > BEGIN(p2) OR (BEGIN(p1) = BEGIN(p2) AND END(p1) > END(p2))ならば、比較の結果はTRUEになり、そうでなければFALSEになります。 どちらかのPERIOD式がNULLになる場合、結果はUNKNOWNとなります。 一方のPERIOD式がPeriodデータ型を持ち、他方のPERIOD式がCHARACTERまたはVARCHARデータ型を持つ場合、CHARACTERまたはVARCHARのPERIOD式は、比較の前に、PERIOD式の形式に基づいて、PERIOD式のデータ型に暗黙的に変換されます。 GTは、派生PERIODどうしの比較をサポートします。 |
NEまたは <> または NOT = または^= または LEまたは <= または GEまたは >= | これらの比較演算子は、比較可能なPERIOD式間でサポートされます。 一方のPERIOD式がPeriodデータ型を持ち、他方のPERIOD式がCHARACTERまたはVARCHARデータ型を持つ場合、CHARACTERまたはVARCHARのPERIOD式は、比較の前に、PERIOD式の形式に基づいて、PERIOD式のデータ型に暗黙的に変換されます。 NE、LE、およびGEは、派生PERIODどうしの比較をサポートします。 |