例: 現在の日付から年を返す
次の例は、現在の日付から年を整数として戻します。
SELECT EXTRACT (YEAR FROM CURRENT_DATE);
例: 購入日に90日を追加する
PurchaseDateがDATEフィールドであると想定すると、この例は、整数のPurchaseDateに90日を加算することによって形成される日付値の月を戻します。
SELECT EXTRACT (MONTH FROM PurchaseDate+90) FROM SalesTable;
例: 整数を返す
次の例は、整数の12を戻します。
SELECT EXTRACT (DAY FROM '1996-12-12');
例: 文字リテラルの結果が有効な日付にならない場合
この例では、文字定数が有効な日付に評価されないため、エラーが戻されます。
SELECT EXTRACT (DAY FROM '1996-02-30');
例: 文字列リテラルがANSI SQL:2011の日付形式に一致しない場合
以下の例では、文字列定数がANSI SQL:2011の日付形式に合致しないため、エラーが戻されます。
SELECT EXTRACT (DAY FROM '96-02-15');
EXTRACTへの引数がDATEタイプの値の場合、含まれる値は確実に有効な日付となり、EXTRACTはエラーを戻すことができません。
例: 非ANSI日時の定義
次の例は、非ANSI日時定義に関連しています。引数が時間値として書式化された文字定数の場合には、この引数はREALに変換されて処理されます。この例では、59が戻されます。
SELECT EXTRACT (MINUTE FROM '23:59:17.3');
例: 現在の時刻から時間を返す
この例は、現在時刻から時間値を整数として戻します。
SELECT EXTRACT (HOUR FROM CURRENT_TIME);
現在時刻は、指示された精度でシステム値 TIMEとして検索されます。
例: 秒をDECIMALとして返す
次の例では、DECIMAL(8,2)の形で秒が戻されます。これは、CURRENT_TIMEの秒の小数点以下の桁数2に基づいています。
SELECT EXTRACT (SECOND FROM CURRENT_TIME (2));