デフォルトのAWTリソース制限の値は、ワークロード管理ポートレットの一般ビューのその他タブの引き上げられたMLOADXジョブ制限とAWTリソース制限のサポートオプションの設定に依存します。
このオプションをオフにした場合、TASMでは次のデフォルトのAWTリソース制限が使用されます。
ユーティリティのタイプ | ユーティリティの使用が許可されるAMPあたりのAWTの合計数の割合 |
---|---|
任意の組み合わせ(FastLoad、FastExport、MultiLoad、MLOADX)のグループとしてすべてのロード ユーティリティ | 60 |
DSAバックアップとDSA復元 | 70 |
AMPあたりのAWTはユーティリティ用には予約されていませんが、ユーティリティでは指定された制限までAWTを使用できます。
このオプションをオンにした場合、TASMでは次のAWTリソース制限が使用されます。
ユーティリティのタイプ | ユーティリティの使用が許可されるAMPあたりのAWTの合計数の割合 |
---|---|
任意の組み合わせ(FastLoad、FastExport、MultiLoad、MLOADX)のグループとしてすべてのロード ユーティリティ | 70 |
MLOADX | 70 |
DSAバックアップとDSA復元 | 70 |
例えば、デフォルトのAMPあたり80 AWTが有効になっている場合、デフォルトでは、組み合わされたすべてのロード ユーティリティで、80の60%、つまりAMPあたり48 AWTまで使用できます。MLOADXオプションをオンにした場合は、1つのグループとしてのロード ユーティリティでAMPあたりAWTの70%、つまり56 AWTを使用できます。
また、MLOADXオプションをオンにすると、TASMにより、MLOADXジョブに対してAMPあたりAWTの70%の個別の制限が作成され、個別に適用されます。MLOADXジョブを実行するには、MLOADX制限とロード ユーティリティ グループ制限の両方を満たしている必要があります。
次の図は、引き上げられたMLOADXジョブ制限とAWTリソース制限のサポートオプションを示しています。