ワークロードとは、一連のルールによってデータベースへのアクセスを管理できる共通の特性を持つデータベース リクエストのクラスです。ワークロードは、以下に役立ちます。
- リクエストのタイプごとに異なるアクセス優先順位を設定する
- リソースの使用パターン、パフォーマンス調整、および容量計画を監視する
- 同時に実行できるリクエストまたはセッションの数を制限する
ワークロード管理とは、システム アクティビティをモニターし、定義済みの制限に達したときに処理を行なうことで、Teradata Databaseのワークロード パフォーマンスを管理する活動です。ワークロード管理ではルールが使用され、各ルールは特定のデータベース リクエストにのみ適用されます。ただし、すべてのルールのコレクションがプラットフォーム上のすべてのアクティブな作業に適用されます。
ユーザーは、Teradataワークロード管理をTeradata Databaseによって期待を実現する方法を指示するためのパフォーマンス ツールとして使用できます。
Teradataワークロード管理は2つの異なる戦略を提供します。各戦略に必要なライセンスの詳細については、Teradata担当者にお問い合わせください。
- Teradata Active System Management (TASM)
- TASMはTeradata Databaseですべてのワークロード管理を実行します。
- Teradata Integrated Workload Management (TIWM)
- TIWMは、フルTASMを持たないユーザーに基本的なワークロード管理機能を提供します。TIWMはTASMのサブセットを提供します。
このドキュメントでは、TIWMに言及していますが、TASMに主に焦点を当てています。TASMとTIWMの違いの詳細については、TASM機能とTIWM機能の比較を参照してください。