Data MoverサーバーでDSAを実行する場合は、次のフェールオーバー構成手順を参照してください。これは、Data Mover16.20以降を使用するシステムにのみ適用されます。
- アクティブなモニターを停止します。
/opt/teradata/client/nn.nn/datamover/failover/dmcluster stopmonitor
- スタンバイ ホストでTeradata ActiveMQおよびDSCを起動します。
/etc/init.d/tdactivemq start /etc/init.d/dsc start
- BAR NC ClientHandlerソフトウェアがインストールされたソースおよびターゲットTPAノードの場合:
- /etc/opt/teradata/dsa/clienthandler.propertiesを編集し、次の例のようにbroker.listにData Moverホストを追加します。
broker.list=153.64.24.162:61616,153.64.24.164:61616
アップグレードする場合は、アップグレード中に作成され保存されたclienthandler.properitesファイルを参照してください。 - ClientHandlerを再起動します。/etc/init.d/clienthandler restart
- BAR NC論理ネットマスクを設定します。
- /etc/opt/teradata/dsa/clienthandler.propertiesを編集し、次の例のようにbroker.listにData Moverホストを追加します。
- ソースまたはターゲットTeradataシステムのバージョンが16.00以降の場合は、スタンバイData Moverサーバーからdsa_configsysを実行してシステムを登録し、DSMAINを再起動します。データベースのバージョンが16.00未満の場合は、スタンバイDSCを事前に構成できません。スタンバイDSCへのフェールオーバー後にdsa_configsysを実行し、スタンバイDSCをアクティブDSCとして昇格させる必要があります。またDSMainを再起動する必要がありますが、これはdsa_configsysにより実行できます。
- DSCとスタンバイ ホスト上のtdactivemqを停止します。
/etc/init.d/dsc stop /etc/init.d/tdactivemq stop
- アクティブ モニターを開始します。
- dmcluster statusを実行し、DSCとDSA RESTコンポーネントがアクティブData Moverサーバー上でRUNNINGとしてマークされ、DSCとDSA RESTコンポーネントがスタンバイData Moverサーバー上でSTOPPEDとしてマークされていることを確認します。フェールオーバーが発生すると、Data Moverフェールオーバー モニターはスタンバイ サーバーに自動でフェールオーバーします。Teradata Database 16.00より前のバージョンでData MoverによりDSAの使用を有効にするには、新しいアクティブData Moverサーバー上でdsa_configsysを実行します。ソース データベースまたはターゲット データベースのバージョンが16.00以降の場合は、dsa_configsysを実行する必要はありません。