バージョン16.20以降のドライバについて、ODBC Driver for Teradataでは以下の関数は別のODBC API準拠レベルに従っています。
- ステートメントの影響を受ける行がない場合のSQLExecuteおよびSQLExecDirect。
バージョン16.10以前のドライバでは、ステートメントが影響を与える行が0個である場合、ODBC Driver for TeradataはSQL_SUCCESSを返していました。
バージョン16.20以降は、ステートメントが影響を与える行が0個である場合、ODBC Driver for Teradataは、ODBC 2.xの使用時にはSQL_SUCCESSを返し、ODBC 3.xの使用時にはSQL_NO_DATAを返します。
詳細については、ODBCプログラマ リファレンスの「SQL_NO_DATA」を参照してください。
- 空のステートメントが渡された場合のSQLPrepare、SQLExecute、およびSQLExecDirect。
バージョン16.10以前のドライバでは、SQLPrepare、SQLExecute、またはSQLExecDirectに空のSQL文が渡された場合、ODBC Driver for TeradataはSQL_SUCCESSを返していました。
バージョン16.20以降は、SQLPrepare、SQLExecute、またはSQLExecDirectに空のSQL文が渡された場合、ODBC Driver for Teradataは、SQLState 42000とともにSQL_ERRORを返します。