z/OSクライアントの場合、コマンドはPGM実行プログラムに渡されます。コマンド文字列の最初のトークンはロード モジュールとして解釈され、残りはPARM文字列として解釈されます。例えば、次の文は、ロード モジュールIEBUPDTEを呼び出し、PARM文字列"NEW"を渡します。
.SYSTEM “IEBUPDTE NEW”;
このコマンドは、JCL文で次のように呼び出すときと同じ方法でIEBUPDTEを呼び出します。
//EXEC PGM=IEBUPDTE,PARM='NEW'
z/OSの場合、そのプログラムはSTEPLIBまたはJOBLIB連結に含まれているか、LPAのいずれかに常駐しているか、あるいはリンクリスト連結に含まれていなければなりません。
そのようになっていない場合、呼び出しは失敗し、元になる異常終了S806-04に由来するコードSYS_ABTM(-14)が戻されます。それ以外のタイプの障害が生じることもあります。
UNIX OSのクライアントの場合、SYSTEMコマンドは標準のUNIX OSインターフェースを起動し、コマンドをシェル(sh)に発行し、それが完了するまで待機します。