使用上の注意 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データ ディクショナリ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
Published
2021年1月
Language
日本語
Last Update
2021-03-31
dita:mapPath
ja-JP/prb1610499325399.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/prb1610499325399.ditaval
dita:id
B035-1092
Product Category
Software
Teradata Vantage

TablesV[X]の多くの列のソースはDBC.TVMテーブルです。 DBC.TVMには、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャ、結合インデックス、マクロ、UDT、UDM、またはUDFのそれぞれについて1行が含まれます。

JournalFlagまたはTableKind列の可能値の詳細については、JournalFlag ColumnおよびTableKind Columnを参照してください。

一部の列の値は、Teradataテンポラル テーブルまたはANSIテンポラル テーブルに関連する情報を示します。これらのテーブルの詳細については、<Teradata Vantage™ ANSIテンポラル テーブル サポート 、B035-1186>および<Teradata Vantage™ テンポラル テーブル サポート 、B035-1182>を参照してください。

対応するテーブル

Xビューは、さらに以下のテーブルを参照します。
  • DBC.AccessRights
  • DBC.Owners
  • DBC.RoleGrants
  • DBC.Roles

BlockSize

BlockSizeは、CREATE TABLEまたはALTER TABLE文のDATABLOCKSIZE句で指定されます。値はバイト単位で、バイト単位のセクター サイズの最も近い倍数に切り上げられます。この丸められた値は、4KBのページ境界に切り上げられることはありません。テーブルにDATABLOCKSIZE句が指定されていない場合、またはオブジェクト(ビューなど)に適用されない場合は、NULLが挿入されます。

ColocationName

ColocationNameは、スパース マップを持つオブジェクトのコロケーション名です。連続するマップを持つオブジェクトおよびマップされていないオブジェクトに対してはNULLです。

スパース マップが同じオブジェクトのコロケーション名が同じ場合、それらのオブジェクトは同じAMP上に存在します。

CurrentLoadId

負荷分離されたテーブルまたは結合インデックスの最後にコミットされた負荷値を示す正の偶数。初期値は0で、負荷がコミットされると1ずつインクリメントされます。負荷分離されていないオブジェクトに対して、この列はNULLです。

FreeSpacePercent

FreeSpacePercentは、CREATE TABLEまたはALTER TABLE文のFREESPACE句で指定されます。値の範囲は0~75 (両端含む)です。

テーブルにFREESPACE句が指定されていない場合、またはオブジェクトに適用されない場合(ビューなど)は、NULLが挿入されます。

MapName

MapNameは、対応するテーブルが格納されたマップの名前です。MapNamesは、連続したマップになるようTD_で始まります(TD_Map1など)。CREATE MAPによって作成されたスパース マップのMapNameは、TD_で始めることができません。

MergeBlockRatio

MergeBlockRatioは、CREATE TABLEまたはALTER TABLE文のMERGEBLOCKRATIO句で指定されます。値の範囲は0~100 (両端含む)です。テーブルにMERGEBLOCKRATIO句が指定されていない場合、またはオブジェクト(ビューなど)に適用されない場合は、NULLが挿入されます。

RequestText

RequestTextデータは、ユーザーが指定した定義を反映します。これは、SHOW TABLE文によって返されるデータと常に一致するとは限りません。このデータは、データ ディクショナリ内に存在するため、再構築された定義を反映します。

例えば、現在もサポートされている旧式の構文が現在の構文に内部的に変換される場合、RequestTextには指定された旧式の構文が返され、SHOW TABLE文では変換後の(現在の)構文が返されます。

テーブルの名前が変更された場合でも、RequestTextには古いテーブル名が保持されます。RequestTextに新しいテーブル名は反映されません。

BlockCompressionの可能値

BlockCompressionは、CREATE TABLE、CREATE JOIN INDEX、CREATE HASH INDEX、またはALTER TABLE文のBLOCKCOMPRESSION句で指定されます。有効な値は、次のとおりです。

説明
0 DEFAULT
1 MANUAL
2 AUTOTEMP
3 NEVER
4 ALWAYS
NULL 指定しない場合、またはオブジェクトに適用されない場合、BlockCompressionはNULLです。

BlockCompressionAlgorithnの可能値

BlockCompressionAlgorithmは、CREATE TABLE、CREATE JOIN INDEX、CREATE HASH INDEX、またはALTER TABLE文のBLOCKCOMPRESSIONALGORITHM句で指定されます。有効な値は、次のとおりです。

説明
0 DEFAULT
1 ZLIB
2 ELZS_H
NULL 指定しない場合、またはオブジェクトに適用されない場合、BlockCompressionAlgorithmはNULLです。

BlockCompressionLevelの可能値

BlockCompressionLevelは、CREATE TABLE、CREATE JOIN INDEX、CREATE HASH INDEX、またはALTER TABLE文のBLOCKCOMPRESSIONLEVEL句で指定されます。格納される整数値は、0 (デフォルト)、または1~9です。

0 (既定値)の値は、テーブルの属性は、DBS制御の現在システムのデフォルト設定であることを示します。DBS制御の設定が変更された場合でも、この列は更新されません。

CREATE TABLE、CREATE JOIN INDEX、CREATE HASH INDEX、またはALTER TABLE文のBLOCKCOMPRESSION句で指定される文字列トークン‘ALWAYS’に対応して整数値4が格納されます。

BLOCKCOMPRESSIONLEVEL句がテーブル、結合インデックス、ハッシュ インデックスに指定されていない場合、またはオブジェクトに適用されない場合(ビューなど)、BlockCompressionLevelはNULLです。

CheckSumの可能値

CheckSumは、CREATE TABLE、CREATE JOIN INDEX、CREATE HASH INDEX、またはALTER TABLE文のCHECKSUM句で指定されます。格納される値は、次のとおりです。

説明
N OFF
Y ON
NULL CHECKSUM句がテーブル、結合インデックス、ハッシュ インデックスに指定されていない場合、またはオブジェクトに適用されない場合(ビューなど)、NULLが挿入されます。

チェックサムが有効(VERSION、LOW、MEDIUM、HIGH、およびALL)であることを示す古いキーワードは、キーワードONに内部でマップされます。また、チェックサムが無効(NONE)であることを示す古いキーワードは、キーワードOFFに内部でマップされます。古い外部キーワードは表示されなくなっています。

LoadIdLayoutの可能値

説明
NULL 負荷分離されていないテーブル。
R 行がパーティション化されているか、またはパーティション化されていない負荷分離されたテーブル。
C 列がパーティション化されている負荷分離されたテーブル。

LoadPropertyの可能値

説明
NULL 負荷分離されていないテーブルまたは結合インデックス。
I 負荷分離されたテーブルのみのINSERTのための同時負荷分離。
A 負荷分離されたテーブルのすべてのデータ操作言語文のための同時負荷分離。
D 負荷分離されたテーブルの同時負荷分離を一時的に無効にする。
S 負荷分離されたテーブルで定義された結合インデックス。

PrimaryKeyIndexIdの可能値

説明
1 プライマリ キーは、テーブルの固有プライマリ インデックスを使用して実装されます。
4の倍数(つまり、4 ~ 128までの数字) プライマリ キーは、テーブルの固有セカンダリ インデックスを使用して実装されます。数字は固有セカンダリ インデックスのインデックスIDです。
NULL テーブルのプライマリ キーが定義されていない。

PIColumnCountの可能値

PIColumnCountは、プライマリ インデックスまたはプライマリAMPインデックスの列数に設定されます。0は、プライマリAMPインデックスもプライマリ インデックスもないことを示します。

NoPIテーブルの場合、テーブルがパーティション分割されていないとき、TableKindは'O'です。また、テーブルがパーティション分割されているときは'T'です。結合インデックスの場合、TableKindは'I'です。

テーブルまたは結合インデックス(PIColumnCountがゼロ以外の場合)にプライマリ インデックスまたはプライマリAMPインデックスがあるかどうかを確認するには、DBC.IndicesV[X]システム ビューに問合わせを実行できます。PIColumnCountが0の場合、テーブルまたは結合インデックスには、プライマリ インデックスもプライマリAMPインデックスもなく(つまり、NoPI)、IndexNumberが1のDBC.IndicesV[X]ビューには行がありません。ハッシュ インデックスには、常にプライマリ インデックスがあります。

PartitioningLevelsの可能値

説明
1~62(両端含む) テーブルまたは結合インデックスのパーティション レベルの数。
0 テーブルまたは結合インデックスがパーティション化されている。

RowSizeFormatの可能値

RowSizeFormatは、このオブジェクトの最後のDDL文が完了した時点のこのオブジェクトのストア基本テーブル、結合インデックス、またはハッシュ インデックス行に使用されるサイズ形式を記述します。有効な値は、次のとおりです。

説明
0 最大64KBの行サイズ形式
1 最大1MBの行サイズ形式
NULL オブジェクトに基本テーブルの行(例えばビュー)が存在しない場合にNULLが挿入される。

ResolvedCurrent_TimeStampとResolvedCurrent_Dateの可能値

  • オブジェクトが以下を使用して定義されている結合インデックスまたはテーブルである場合、値は最後に調整されたタイムスタンプになる。
    • CURRENT_TIMESTAMP
    • CURRENT_DATEまたはDATE

      パーティション、JI定義、またはテンポラル テーブルのいずれかに、システム定義結合インデックスがある。

  • その他のすべての場合には、NULLになる。

SystemDefinedJIの可能値

説明
Y エントリはシステム定義の結合インデックスに対応する。
NULL システム内のその他のオブジェクト。

TableHeaderFormatの可能値

TableHeaderFormatは、このオブジェクトの最後のDDL文が完了した時点のこのオブジェクトのテーブル ヘッダーを処理および格納するために使用される形式を記述します。非DLL操作中(障害AMP領域など)でテーブル ヘッダー形式が変更された場合でも、このフィールドは更新されません。有効な値は、次のとおりです。

説明
0 メモリ内およびディスク上の1つの行として最大64KBのthinフォーマットを示す。
1 メモリ内で最大1MBおよびディスク上で最大64KBの行16個のfat形式を示す。
NULL オブジェクトにテーブル ヘッダー(例えばビュー)が存在しない場合にNULLが挿入される。

TemporalPropertyの可能値

説明
S system-versioned system-timeテーブル。
U 二重テンポラル(system-versioned system-timeおよびvalid-time)テーブル。
W system-time派生PERIOD列(ただし、システム バージョン付きではない)を含む非テンポラル テーブル。
X system-time派生PERIOD列(ただし、システム バージョン付きではない)を含むvalid-timeテンポラル テーブル。

TVMFlavorの可能値

TVMFlavorは、固有なテーブルの種類を識別するためにTableKind "O"または"T"と組み合わせて使用されます。使用中でない場合はNULLです。可能値は、以下のとおりです。

説明
D ダイレクト アクセス外部テーブル
M 実体化された外部テーブル
S 時系列テーブル

VersionおよびUtilVersionの可能値

V2R6.0より前で作成されたテーブルの場合、UtilVersion列はゼロかnullになることがあります。V2R6.0以上で作成されたテーブルの場合、VersionとUtilVersionの両方が最初は1になります。

次のテーブルは、UtilVersion列がいつ、どのように変更されたかを表わします。

UtilVersionの現在の値 データ定義の変更 新しい値またはUtilVersion
任意の値 アーカイブが復元されたりコピーされたりすることを防止する必要のある重要な変更(ALTER TABLE文による)。 = Version
NULLまたはゼロ 重要ではない Version -1
その他の値 重要ではない 変更なし

Version列は、テーブルのジャーナリングの有効化か無効化以外のデータ定義変更ごとに1ずつ増加します。上のテーブルのVersionは、インクリメントされた後のバージョンです。

次のテーブルは、選択されたパーティションがリストアまたはコピーされたときにUtilVersion列がどのようにチェックされたかを表示します。

UtilVersionの値 要件
NULLまたはゼロ アーカイブのVersionがテーブルのVersionと一致する必要があります
その他の値 アーカイブのUtilVersionがゼロである場合、アーカイブのVersionは、テーブルのUtilVersionと一致する必要があります。アーカイブのUtilVersionがゼロでない場合、アーカイブのUtilVersion列は、テーブルのUtilVersionと一致する必要があります。
選択したパーティションの復元かコピーを行なうには、テーブルがすでに存在する必要があります。