<Teradata Vantage™ テンポラル テーブル サポート>では、特にテンポラル テーブルに関連する構文について説明します。必須ではない構文やテンポラル テーブルに固有ではない構文は、基本的にこのドキュメントには示されていません。その他の構文については、<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>、<Teradata Vantage™ SQLデータ操作言語、B035-1146>、および<Teradata Vantage™ SQLデータ制御言語、B035-1149>を参照してください。
テンポラルSQLのANSI標準へのアプリケーションの移植性を確保するため、すべてのテンポラル修飾子を明示的に指定することを推奨します。
- database_name
- trigger_nameの任意選択の修飾子。
- trigger_name
- 作成または置換されるトリガーの名前。
- ENABLED
- トリガーの実行を使用可能にするキーワード。
- DISABLED
- トリガーの実行を使用不能にするキーワード。
- BEFORE
- トリガー イベントまたはトリガー文より前にトリガーを実行するように指定します。
- AFTER
- トリガーが、トリガーするイベントの後に起動することを指定します。
- CURRENT VALIDTIME
- トリガーするイベントがvalid-time次元でcurrentのときに、トリガーが起動されます。
- VALIDTIME
- トリガーするイベントがvalid-time次元でsequencedのときに、トリガーが起動されます。
- SEQUENCED VALIDTIME
- NONSEQUENCED VALIDTIME
- トリガーするイベントがvalid-time次元でnonsequencedのときに、トリガーが起動されます。
- NONTEMPORAL
- トリガーするイベントがtransaction-time次元で非テンポラルのときに、トリガーが起動されることを指定します。この場合、トリガー起動文にNONTEMPORAL接頭辞を指定する必要があります。
- INSERT
- このトリガーをトリガーするイベントが、以下のいずれかであることを指定します。
- INSERT
- INSERT... SELECT
- Atomic Upsert
- MERGE
- DELETE
- このトリガーをトリガーするイベントが、DELETEであることを指定します。
- UPDATE
- このトリガーをトリガーする文が、以下のいずれかであることを指定します。
- UPDATE
- Atomic Upsert
- MERGE
- ON [database_name.]table_name
- このトリガーに関連する対象テーブル。
- ORDER integer
- 対象テーブルに複数のトリガーが定義されているときにの、リクエスト内のトリガーの実行順序。
- REFERENCING
- トリガーに含まれるWHEN条件とトリガーされるアクションが参照できる変換テーブルを指定します。この句は任意選択であり、デフォルトはありません。
- FOR EACH ROW
- トリガーが、適格な行ごとに起動されることを指定するキーワードを指定します。適格な行とは、トリガーに指定されたWHEN条件がTRUEと評価される行です。
- FOR EACH STATEMENT
- トリガーのWHEN条件がTRUEと評価されるときに、リクエスト内の処理済みSQL 文ごとにトリガーを1度起動することを指定するキーワード。
- WHEN (search_condition)
- トリガーを起動する条件を精錬するための検索条件句。
- SQL_procedure_statement
- 1つ以上の有効なトリガー アクション文。
- BEGIN ATOMIC
- 複数のトリガー アクション文を指定するキーワード。