このプロパティは、DIGEST-MD5バインドでのみ使用されます。
LDAPで使用されるDIGEST-MD5認証プロトコルは廃止されました。Teradataでは、TLS保護を備えたシンプル バインドを使用し、DIGEST-MD5の使用を中止することを強く推奨します。
ディレクトリが複数のレルムを提供し、システムがDIGEST-MD5バインディングを使用する場合は、このプロパティを使用してディレクトリ サーバーが認証に使用するデフォルトのSASLレルムを識別する必要があります。システムがシンプル バインディングを使用している場合はこのプロパティは無視されます。
ユーザーがログオン列のレルムを.logdata realm = realmの形式で指定すると、そのログオン指定がこのプロパティの設定を上書きします。
Teradata Vantageにログオンするディレクトリ ユーザーは、指定されたレルムに属している必要があります。
有効な設定値
- “” (デフォルト)、すなわち、レルムを指定しないプロパティ
- 認証ディレクトリ サーバーが提供する有効なSASLレルム
編集ガイドライン
- ディレクトリ サーバーが複数のSASLレルム提供している場合は、デフォルトのレルム名を識別するようにこのプロパティの値を設定する必要があります。
- このプロパティは、データベース ノードおよびUnityサーバー(使用する場合)上で編集します。 Unityのメカニズム プロパティ値の統合も参照してください。
- ディレクトリが提供するレルムが1つだけの場合は、値を設定する必要はありません。