CALCMATRIX - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL演算子およびユーザー定義関数

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
Published
2021年1月
Language
日本語
Last Update
2021-03-31
dita:mapPath
ja-JP/xwv1596137968859.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/xwv1596137968859.ditaval
dita:id
B035-1210
Product Category
Software
Teradata Vantage

平方和積和(SSCP)行列を計算します。

ANSI準拠

この文は、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata拡張機能です。

必要な権限

関数または関数が含まれているデータベースに対するEXECUTE FUNCTION権限が必要です。

構文

[TD_SYSFNLIB.] CALCMATRIX (
  ON { tableName | ( query_expression ) }
  [ HASH BY hashByColList [,...] ]
  [ LOCAL ORDER BY localOrderByListSpec [,...] ]
  USING PHRASE ('value')
  [ CALCTYPE ('value') ]
  [ OUTPUT ('value') ]
  [ NULL_HANDLING ('value') ]
)

構文要素

localOrderByListSpec
localOrderByList [ ASC | DESC ] [ NULLS { FIRST | LAST } ]
TD_SYSFNLIB.
関数が格納されているデータベースの名前。
tableName
関数の入力データが収められたテーブルの名前。
query_expression
関数の入力データが指定されるSELECT文。
hashByColList
行を演算子に渡す前に複数のAMPにまたがってハッシュするための基準にする列名のセットを指定します。
localOrderByList
行を演算子に渡す前にAMPでローカルに値順に並べるための基準にする列名のセットを指定します。
ASC
結果が昇順でソートされます。
ソート フィールドが文字列の場合、システムは現在のセッションの照合順序の定義に従って、昇順で整列します。
デフォルトの順序はASCです。
DESC
結果が降順でソートされます。
ソート フィールドが文字列の場合、システムは現在のセッションの照合順序の定義に従って、降順でソートします。
NULLS FIRST
NULL結果が最初にリストされることを指定します。
NULLS LAST
NULL結果が最後にリストされることを指定します。
PHASE
関数のフェーズの1つを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • ‘LOCAL’
  • ‘COMBINE’
LOCALおよびCOMBINEの定義については、使用上の注意を参照してください。
CALCTYPE
CALCMATRIXが作成する行列のタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
  • ‘SSCP’ =平方和積和行列(デフォルト)
  • ‘ESSCP’ =拡張平方和積和行列
  • ‘CSSCP’ =補正平方和積和行列
  • ‘COV’ =共分散行列
  • 'COR' = 相関行列
OUTPUT
出力の形式を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • ‘COLUMNS’
  • ‘VARBYTE’
NULL_HANDLING
データ列に含まれているnullの処理方法を指定します。有効な値は次のとおりです。
  • ‘ZERO’ =NULL値は0であるとみなされ、行は処理されます(デフォルト)。
  • ‘IGNORE’ =行はスキップされます。