平方和積和(SSCP)行列を計算します。
ANSI準拠
この文は、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata拡張機能です。
必要な権限
関数または関数が含まれているデータベースに対するEXECUTE FUNCTION権限が必要です。
構文
[TD_SYSFNLIB.] CALCMATRIX ( ON { tableName | ( query_expression ) } [ HASH BY hashByColList [,...] ] [ LOCAL ORDER BY localOrderByListSpec [,...] ] USING PHRASE ('value') [ CALCTYPE ('value') ] [ OUTPUT ('value') ] [ NULL_HANDLING ('value') ] )
構文要素
- localOrderByListSpec
localOrderByList [ ASC | DESC ] [ NULLS { FIRST | LAST } ]
- TD_SYSFNLIB.
- 関数が格納されているデータベースの名前。
- tableName
- 関数の入力データが収められたテーブルの名前。
- query_expression
- 関数の入力データが指定されるSELECT文。
- hashByColList
- 行を演算子に渡す前に複数のAMPにまたがってハッシュするための基準にする列名のセットを指定します。
- localOrderByList
- 行を演算子に渡す前にAMPでローカルに値順に並べるための基準にする列名のセットを指定します。
- ASC
- 結果が昇順でソートされます。
- DESC
- 結果が降順でソートされます。
- NULLS FIRST
- NULL結果が最初にリストされることを指定します。
- NULLS LAST
- NULL結果が最後にリストされることを指定します。
- PHASE
- 関数のフェーズの1つを指定します。有効な値は次のとおりです。
- ‘LOCAL’
- ‘COMBINE’
- CALCTYPE
- CALCMATRIXが作成する行列のタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
- ‘SSCP’ =平方和積和行列(デフォルト)
- ‘ESSCP’ =拡張平方和積和行列
- ‘CSSCP’ =補正平方和積和行列
- ‘COV’ =共分散行列
- 'COR' = 相関行列
- OUTPUT
- 出力の形式を指定します。有効な値は次のとおりです。
- ‘COLUMNS’
- ‘VARBYTE’
- NULL_HANDLING
- データ列に含まれているnullの処理方法を指定します。有効な値は次のとおりです。
- ‘ZERO’ =NULL値は0であるとみなされ、行は処理されます(デフォルト)。
- ‘IGNORE’ =行はスキップされます。