Teradata FastExport/通知出口ルーチンのインターフェース - FastExport

Teradata® FastExportリファレンス

Product
FastExport
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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ja-JP/qja1608578437326.ditamap
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B035-2410
Product Category
Teradata Tools and Utilities
FastExportは、FastExportジョブ中に発生した特定のイベントに関する操作情報を集積します。BEGIN EXPORTコマンドにNOTIFYオプションが含まれ、EXITが指定されていると、特定のイベントの発生時に、指定されている通知出口ルーチンが呼び出され、以下の情報が渡されます。
  • イベントを識別するイベント コード
  • イベントに関する特定の情報

次の表 に、イベントごとにFastExportが通知出口ルーチンに渡すイベント コードとデータの説明をリストします。(通知レベル別のイベントについては、BEGIN EXPORTを参照してください。)

将来の拡張をサポートするため、常に確実に、通知出口ルーチンでは、無効または未定義のイベント コードが無視るため、こうしたイベント コードによってFastExportが異常終了することがありません
通知出口ルーチンに渡されるイベント
イベント コード イベント イベントの説明 通知出口ルーチンに渡されるデータ
0 初期化 BEGIN EXPORTコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されました。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーザー名の長さ – 4バイトの符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 – 最大64バイトの配列
  • オプション文字列の長さ - 4バイトの符号無し整数
  • オプション文字列 – 最大80バイトの配列
1 ファイルまたはINMODのオープン ファイルまたはINMODルーチンの名前を指定するIMPORTコマンドが正常に処理されました。
  • ファイル名長 - 4バイト符号なし整数
  • ファイル名 – 最大256バイトの配列
  • インポート番号 - 4バイトの符号無し整数
9 データベース再起動 FastExportがデータベースまたはCLIv2からのクラッシュ メッセージを受信しました。 データベース再始動イベント コードにはデータが付随しません。
10 CLIv2エラー FastExportがCLIv2エラーを受信しました。 エラー コード - 4 バイトの符号無し整数
11 データベース エラー FastExportは、終了コード12を生成するデータベース エラーを受信しました。 エラー コード - 4 バイトの符号無し整数
すべてのデータベース エラーが、このイベントを発生させるわけではありません。例えば、表の削除または作成時に3807エラーが発生しても、FastExportユーティリティは終了しません。
12 終了 FastExportの終了中 終了コード - 4バイトの符号無し整数
31 エクスポートの開始 FastExportが、エクスポート ファイルをオープンしてエクスポート タスクを開始しようとしています。 データベース名 – データベース名 - 最大62バイトの配列
32 リクエスト実行依頼の開始 FastExportがSELECT要求をデータベースに送ろうとしています。
  • 要求の長さ - 4バイトの符号無し整数
  • 要求テキスト – 最大32,000バイトの配列
33 リクエスト発信の終了 FastExportがSELECT要求に対する応答を受信しました。
  • 文の数 - 4バイトの符号無し整数
  • ブロックの数 - 4 バイトの符号無し整数
34 リクエスト取り出しの開始 FastExportがSELECT要求の結果を取り出そうとしています。 リクエスト取り出しの開始イベント コードにデータはありません。
35 ファイルまたはOUTMODを開く FastExportが出力またはOUTMODルーチン ファイルをオープンしようとしています。
  • ファイル名長 - 4バイト符号なし整数
  • ファイル名 – 最大256バイトの配列
36 ステートメント取り出しの開始 FastExportが、要求内の現在の文を取り出そうとしています。
  • 文番号 - 4バイトの符号無し整数
  • ブロックの数 - 4 バイトの符号無し整数
37 ステートメント取り出しの終了 FastExportが、現在の文に関するすべてのレコードを取り出しました。 レコード カウント - 4バイトの符号無し整数
38 リクエスト取り出しの終了 FastExportが、現在の要求に関するすべてのレコードを取り出しました。
  • エクスポートされたレコード - 4 バイトの符号無し整数
  • 拒否されたレコード - 4バイトの符号無し整数
39 エクスポートの終了 FastExportがエクスポート操作を完了し、エクスポートされたレコードの数が表示されました。
  • エクスポートされたレコード - 4 バイトの符号無し整数
  • 拒否されたレコード - 4バイトの符号無し整数
40 ブロックの数 FastExportがNoSpoolモードでエクスポート操作を完了し、ブロックの総数を表示しました。 ブロックの数 - 4 バイトの符号無し整数
41 エクスポートの終了64 FastExportがエクスポート操作を完了し、エクスポートされたレコードの数が表示されました。
  • エクスポートされたレコード - 24バイト文字列
  • 拒否されたレコード - 4バイトの符号無し整数
42 初期化EON BEGIN EXPORTコマンドのNOTIFYオプションが正常に処理されました。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーザー名の長さ – 4バイトの符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 - 文字列ポインタ
  • オプション文字列の長さ - 4バイトの符号無し整数
  • オプション文字列 – 最大80バイトの配列
43 要求発信の開始EON FastExportがSELECT要求をデータベースに送ろうとしています。
  • 要求の長さ - 4バイトの符号無し整数
  • 要求テキスト - 文字列ポインタ
44 エクスポートの開始EON FastExportが、エクスポート ファイルをオープンしてエクスポート タスクを開始しようとしています。 データベース名 - 文字列ポインタ