tdr.Open - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL外部ルーチン プログラミング

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/rin1593638965306.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1147
Product Category
Software
Teradata Vantage

入力ストリームまたは出力ストリームをオープンします。また、ストリームに関連付けられたイテレータにRAW型のハンドルを返します。このハンドルを使用して行の読み取りや書き込みを行なったり、イテレータを閉じたりできます。

エラーが発生した場合、この関数はNULLを返します。

構文

tdr.Open(  direction,  streamno,  options  )

構文要素

direction
パラメータ型: character
有効な値は以下のとおりです。
  • "R" (入力)
  • "W" (出力)
streamno
パラメータ型: integer

ストリーム番号。

options
パラメータ型: integer
ストリームがどのように操作されるか。
optionsに唯一有効な値は0で、個々の属性に対するアクセスまたは変更が可能であることを示します。

使用上の注意

関数は入力ストリームまたは出力ストリームをオープンします。ストリームがオープンされると、行の読み取りまたは書き込みが可能になります。

1回のテーブル演算子の呼び出し内で、入力ストリームを複数回オープンすることができます。読み取り位置はオープンの度にストリームの開始位置にリセットされます。PARTITION BY句が指定されている場合には、ストリームのオープンはパーティション内の行を指します。PARTITION BY句が指定されていない場合には、ストリームのオープンはAMP内の行を指します。

1回のテーブル演算子の呼び出し内で、出力ストリームを1回だけオープンすることができます。

この関数は、テーブル演算子から呼び出された場合にのみ有効です。
以下の行為は許可されず、エラーを返します。
  • すでに開いている入力または出力ストリームのオープン。
  • 出力ストリームのクローズと再オープン。
  • この関数をコントラクト関数から呼び出す。

例: 入力ストリームのオープン

# 入力ストリームをオープン。
library(tdr);
stream <- 0;
options <- 0;
direction <- "R";
inHandle <- tdr.Open(direction, stream, options);