CAST関数での処理は、以下のとおりです。
- 数値のデフォルトまたは指定された書式を使用して数値を文字列に変換します。
- 前後の埋め込み文字を取り除きます。
- ターゲットの文字列長だけ必要に応じて右側に拡張します。
- ターゲットの文字列長に合わせるために非埋め込み文字の切り捨てが必要な場合には、文字列切り捨てエラーを報告します。
CASTの操作は、Teradata SQLの変換と以下の点で異なります。
- 結果は左揃えになります。列表示は、位置合わせされません。
- 有効データが切り捨てられた場合には、文字列切り捨てエラーが発生します。
numericデータからcharacterデータへ明示的に変換するためにTeradata構文を使用する(すなわち、CASTを使用しない)場合には、 警告が必要です。
処理は、以下のようになります。
- 数値のデフォルトまたは指定されたFORMATを使用して数値を文字列に変換します。
前後の埋め込み文字は、切り捨てられません。
- 必要であれば、埋め込み文字で右側に拡張するか右側から切り捨てて、ターゲットの長さ指定に適合させます。
非埋め込み文字が切り捨てられた場合には、文字列切り捨てエラーは報告されません。