式の中でINTERVAL MINUTE TO SECONDの値を宣言します。
構文
INTERVAL [ sign ] 'string' MINUTE TO SECOND
- sign
- [オプション]負の間隔を指定するためのマイナス記号。デフォルトは正の間隔です。
- string
- 分の数を表わす1~4桁の数字、1つのコロン、秒数を表わす2桁の数字を、この順に並べます。任意選択で、小数点、小数秒を表わす1~6桁の数字を続けて並べることもできます。小数秒を含める場合には、小数点が必要になります。スペース文字と復帰改行文字は、2つの単一引用符の内側には使用できません。分数を表わす数字の場合、数字のみ構文解析されて数値に変換されます。例えば、'1.05'は'105'ととして扱われます。
ANSI準拠
INTERVAL MINUTE TO SECONDリテラルはANSI SQL:2011に一部準拠しています。
ANSI定義では、任意指定の符号を2つの単一引用符の内側に入れます。Teradataの実装では、符号を単一引用符の外側に出します。
タイプ
INTERVAL MINUTE TO SECOND
INTERVAL MINUTE TO SECOND型の詳細については、INTERVAL MINUTE TO SECONDデータ型を参照してください。
例: INTERVAL MINUTE TO SECONDリテラル
次の例では、9分30秒の間隔を現在のシステム タイムスタンプから減算します。
SELECT CURRENT_TIMESTAMP - INTERVAL '9:30' MINUTE TO SECOND; (Current Timestamp(6)- 9:30) -------------------------------- 2004-04-01 17:40:19.610000+00:00
次のクエリーでは、小数点は無視され、結果は10分30秒の間隔になります。
SELECT INTERVAL '1.0:30' MINUTE TO SECOND;