ファイルの要件 - FastExport

Teradata® FastExport リファレンス

Product
FastExport
Release Number
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-01-07
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B035-2410
Product Category
Teradata Tools and Utilities

FastExportは、出力データの宛先に加えて、下記の4つの異なるデータ セット/ファイルまたは入力/出力デバイスにアクセスします。次の表は、Teradata FastExport用のデータセット、ファイル、およびデバイスを示しています。

Teradata FastExport用のデータセット、ファイル、デバイス
データ セット/ファイルまたはデバイスの種類 機能
標準入力 FastExportジョブを構成するFastExportコマンドとTeradata SQL文を提供します。
標準出力 FastExportが出力する応答およびメッセージの宛先を提供します。
標準エラー FastExportエラーの宛先を提供します。
構成 FastExportユーティリティのデフォルト値(任意指定)を提供します。

FastExportを対話モードで実行しているときには、端末キーボードが標準入力デバイスとして機能し、ディスプレイの画面が標準出力/エラー デバイスとなります。FastExportをバッチ モードで実行しているときには、これらの機能のそれぞれにデータセット名またはファイル名を指定する必要があります。これを行なう方法は、クライアント システムの構成によって様々です。

  • ネットワーク接続クライアント システムでは、ユーティリティ起動時に標準のリダイレクト機能(infilenameおよびoutfilename)を使用して(推奨されるアプローチ)FastExportファイルを指定します。Teradata FastExportスクリプト ファイルは、ユーティリティ起動時にTeradata FastExportにパイプ接続することもできます。
  • メインフレーム接続クライアント システムでは、ユーティリティの起動前に標準のz/OS JCL制御文(DD)を使用して、FastExportデータ セットまたはファイルの割り当てと作成を実行します。
    z/OSクライアント システムでは、エクスポート ファイルは区分データセット(PDS)のメンバーであってはなりません。メンバーになっている場合、データベースまたはクライアント システムの障害によってFastExportジョブが中断し、再始動操作が失敗します。