1つ以上のTeradata DatabaseシステムがData Moverジョブのターゲット システムになるのを防ぐことができます。このオプションを選択すると、ジョブを実行するときに、意図しないターゲット システムにデータがコピーされないようにすることができます。
システムはTDPIDホスト名またはIPアドレスで指定することができますが、Data Moverコマンド内のシステム指定と同じ方法で指定する必要があります。例えば、Data MoverコマンドでIPアドレスを使用してシステムを指定した場合は、非ターゲット システムをIPアドレスで指定する必要があります。
- list_configurationコマンドを実行してconfiguration.xmlを生成します。
- 編集のためにconfiguration.xmlを開きます。
- property要素の下のjob.never.target.systemキーに対し、value要素をtrueに設定します。このキーのデフォルト値はfalseです。
- systemList要素をvalueの下に追加します。
- それぞれの非ターゲット システムに対し、targetSystem要素を追加し、システムのTDPIDホスト名またはIPアドレスを入力します。
- エントリを/targetSystem要素で終了します。
- configuration.xmlを保存し、save_configurationコマンドを実行して非ターゲット システムの新しいリストでデーモンを更新します。
次の例のconfiguration.xmlでは、TDPIDホスト名がPROD2とPROD3のTeradata Databaseシステムはターゲット システムとして使用できません。
<property> <key>job.never.target.system</key> <value>true</value> <systemList> <targetSystem>PROD2</targetSystem> <targetSystem>PROD3</targetSystem> </systemList> </property>