XMLデータ型の概要 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - Teradata XMLデータ型の概要。

Teradata Vantage™ XMLデータ型

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1140
Product Category
Software
Teradata Vantage

Teradata Databaseでは、XMLデータ用のXMLデータ型が提供されています。これは、Teradataでサポートされている他のSQLデータ型の場合と同じように使用できます。

XML型を使用することにより、XML検証から派生する階層情報および型情報など、XML文書の情報セットを保持するコンパクトなバイナリ形式で、Teradata DatabaseにXMLコンテンツを格納することができます。XML文書から値を抽出するだけのXMLシュレッディングとは異なり、文書の同一性が保持されます。

XML型は2GBまでのサイズのXML値を格納し、以下のようなXML処理機能をサポートします。
  • XSD検証
  • XPathおよびXQueryをベースとする問合わせ
  • XMLコンテンツのXSLT変換

単一のXML文書を表わすものとしての使用がXML型インスタンスの一般的な用途ですが、要素、属性、さらにはアトミック値を1つの項目として複数項目のシーケンスを表わすものとして使用することも可能です。

以下のようなXML値に使用できます。
  • XML文書の断片(要素、属性、テキストなどのノード)
  • XMLスキーマで事前定義されている単純な型(stringやintなど)の値