Teradata Vital Infrastructureとクラッシュダンプ - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベースの管理

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

通常の場合、Teradataサポート担当者はTVIを使用して直接クラッシュダンプを処理します。

Teradataがサイトの個々のシステムの構成に関する適切な情報をすべて把握できるように、サイトにある各システムは独自のサイトIDで登録する必要があります

サイトで各システムのサイトIDを作成して登録している場合は、Teradata Databaseのモニターを開始できるように、TVIソフトウェアがすでにインストールされている必要があります。3610エラーまたは033-12123-00エラーが発生すると、インシデントが作成されます。インシデントを開く必要がある場合は、https://access.teradata.comにログオンします。

  • 3610エラーは、Teradata Databaseに送信されたリクエストにより発生した内部エラーを示し、これによってスナップショット ダンプが生成され、指定されたリクエストがアボートされます。これは、システムの再始動の代わりに実行されます。
  • 033-12123-00メッセージはタスク スナップショット ダンプを表わし、プログラムが自身でスナップショット ダンプを要求した場合にイベントのログが記録されます。

TVIは、TVI ManagerとAuto Incident Create(AIC)サーバーを介して自動的にTeradataカスタマー サポート(TDCS)のサポート担当者に通知します。カスタマー サポート担当者は、根本原因を特定するために問題のトラブルシューティングを行なったり、ハードウェアの問題がある場合はフィールド エンジニアと協力して作業を行なうこともあります。カスタマー サポート担当者は、ローカル サイト チームを編成し、必要に応じてTeradata開発部にインシデントをエスカレーションします。

カスタマー サイト チームはそれぞれ異なります。クラッシュダンプの収集を開始し、Teradataカスタマー サポート担当者がクラッシュダンプをTeradataに送信するように依頼した場合に備えておくローカル サイト チームもあります。Teradataカスタマー サポートがクラッシュダンプ情報を送信するように求めるまで待機するサイト チームもあります。

システムに同時に複数のユーザーが存在し、エラーを起こしたユーザーまたは問題を起こしたリクエストやエラーが特定できない場合、カスタマー サポート担当者は調査を続行するために、クラッシュダンプから問題のあるSQLを抽出し、そのSQLに対してTSETを実行してTSETパック ファイルで送信するように求める必要がある場合があります。