目的
この制御によって、ユーザーは、書式設定コマンドに対するデフォルト値とユーザー定義をすべてを使用して、返された行のレポート レイアウト制御を適用するかどうかを指定できます。有効にすると、WIDTHコマンドの設定を使用して、表形式レポートのセンタリングに使用できる領域が決定されます。
構文
使用上の注意
FORMAT設定は、次のページ関連書式設定コマンドに設定されている書式指定を使用するかどうかを決定します。
- FOOTING
- FORMCHAR
- HEADING
- RTITLE
- PAGEBREAK
- PAGELENGTH
FORMATコマンドのオプションをOFFに設定すると、これらのコマンドのオプションの設定が、SHOW CONTROLSの出力にONであると表示されても、これらのコマンドオプションの設定を行ないません。
一般に、FORMATをOFFにするのは出力を画面に送る場合に適しており、またONにするのは出力をプリント用ファイルに送る場合に適しています。
z/OSのバッチ モード以外のモードでは、オンライン中の端末画面に対してはページの書式設定が適用されないために、デフォルトはOFFになっています。 バッチ モードでは、ページ書式に従って出力されるため、デフォルトはONです。
FORMATコマンドを指定しない場合、値はデフォルトでOFFになります。 FORMATコマンドは使用されているがONまたはOFFが指定されていない場合、BTEQはデフォルトとしてONを使用します。
FORMATコマンドは、Teradata SQLマクロで使用できます。
メインフレームBTEQの場合、FORMATコマンド オプションをONに設定すると、バッチ モードで幅が変更される。
例1 – FORMAT
次の例は、FORMATコマンドのオプションをONに設定した場合を示しています。
database workforce; .set defaults .set format on .set heading 'Format on' .set sidetitles on .set skipline on 1 .set width 40 .set pagelength 66 .footing 'Super Confidential Report' select MgrNo(title'') ,DeptName(title '') ,Loc(title '') ,DeptNo(title '') from department order by MgrNo;
BTEQの応答
*** Query completed. 5 rows found. 4 columns returned. Format on 10007 Manufacturing CHI 600 10011 Administration NYC 100 10012 Engineering ATL 500 10018 Exec Office NYC 300 10021 Marketing NYC 700 Super Confidential Report
例2 – マクロによって出力されるFORMAT
Teradata SQLマクロでは、コマンドは次のようになります。
ECHO '.SET FORMAT ON';
例3 – FORMAT
次の例は、FORMATコマンドのオプションをOFFに設定した場合を示しています。
database workforce; .defaults .format off .heading 'Format off' .set sidetitles on .set skipline off .set width 40 .set pagelength 66 .footing 'Super duper Confidential Report' = 1 ;
BTEQの応答
*** Query completed. 5 rows found. 4 columns returned. 10007 Manufacturing CHI 600 10011 Administration NYC 100 10012 Engineering ATL 500 10018 Exec Office NYC 300 10021 Marketing NYC 700