最適ルール階層 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベースの管理

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

さまざまなユーザー、ユーザー アカウント、アプリケーションごとに、多数の異なるルールを有効にできます。DBQLは、次の順番でルールをチェックして適用します。

  1. 特定のアプリケーションで指定されているすべてのユーザー
  2. 特定ユーザー、特定アカウント
  3. 特定ユーザー、すべてのアカウント
  4. すべてのユーザー、特定アカウント
  5. すべてのユーザー、すべてのアカウント

ルールの例外を作成するには、WITH NONEオプションを使用します。WITH NONEオプションを使用すれば、ある広範囲のルールから特定のセッションを除外するルールを作成できます。例えば、特定のアプリケーションでログオンしている、user1を除くすべてのユーザーについてロギングを有効にするルールを作成する場合は、そのアプリケーションのすべてのユーザーをログするルールを作成した上で、user1についてはWITH NONEオプションを使用して別のルールを作成し、ロギングを無効にすることができます。(ロギング アカウントのシナリオの例を参照してください)。

各ユーザーがログオンするたびに、まずDBQLはルールキャッシュでルールを検索し、ルールが見つからない場合は、DBQLRuleTblテーブルを検索します。検索は、この最適ルール階層の順番に基づいて実行されます。