目的
この制御によって、ユーザーは、フィールド モードの応答行から行末の空白文字をトリミングするかどうかを指定できます。
構文
使用上の注意
TRIMTRAILINGSPACESコマンドを使用して、フィールド モード応答ラインから末尾のスペースのトリミングを制御します。
デフォルトで、TRIMTRAILINGSPACESはONになっています。これは、BTEQがフィールド モード応答ラインからすべての末尾スペースを削除することを意味します。OFF設定を使用してBTEQが末尾のスペースを削除するのを防ぎます。
TRIMTRAILINGSPACES設定が影響するのはフィールド モードの出力のみです。レコード モード、標識モード、またはマルチパート標識モードの出力には影響しません。 言い換えれば、TRIMTRAILINGSPACES設定は、stdoutまたはEXPORT REPORTファイルに移動するこれらの応答ラインのみに影響を与え、EXPORT DATA、EXPORT INDICDATAまたはEXPORT DIFファイルに移動するものには影響を与えません。
この設定はカラムナ応答ラインにのみ影響を与えます。 例えば、SELECTまたはHELPクエリー出力には影響を与えますが、SHOWまたはCOMMENTクエリー出力には影響を与えません。
フィールド モード応答ラインからの末尾スペースのトリミングは、表形式のレポート出力に使用されるバイト数を最小にするためstdoutファイルにとって便利です。しかし、エクスポートしたレポートにとって、末尾スペースのトリミングは、固定サイズのレコードを想定する後処理に問題を引き起こす可能性があります。
SET DEFAULTSコマンドは、TRIMTRAILINGSPACES設定をONにします。
TRIMTRAILINGSPACESコマンドは、Teradata SQLマクロで使用できます。
例1 – TRIMTRAILINGSPACES ON
次の例では、2つの列をON(デフォルト)に設定されたTRIMTRAILINGSPACESを使用して選択します。
.SET TRIMTRAILINGSPACES ON /* Default setting */ SELECT 'aaaa' (title 'Column-1'), 'bb' (title 'Column-2');
出力:
Column-1 Column-2 -------- -------- aaaa bb
例2 – TRIMTRAILINGSPACES OFF
次の例では、2つの列をOFFに設定されたTRIMTRAILINGSPACESを使用して選択します。
.SET TRIMTRAILINGSPACES OFF SELECT 'aaaa' (title 'Column-1'), 'bb' (title 'Column-2');
出力:
末尾のスペースが2番目の列"bb "でそのままであることに注意してください。
Column-1 Column-2 -------- -------- aaaa bb