次のコマンドは、BTEQコマンド、SQLリクエスト、および外部コマンドの実行から指定されるすべての命令の実行順序を制御します。特に、スクリプト内のエラーでの分岐の有効化、およびDBS失敗応答に使用される再試行戦略の指定を行ないます。
BTEQコマンド | 機能 |
---|---|
= ( EQUAL ) | 直前のTeradata SQLリクエストを指定された回数だけ繰り返し実行させます。 |
ERRORLEVEL | この制御によって、ユーザーは、データベース エラーが重大度レベルにどのようにマップされるかを指定できます。 |
ERRORONDBSWARNING | この制御によって、ユーザーは、データベースの警告がエラーとして扱われるように指定できます。これにより、ERRORLEVELステータス値を、検出された各警告に関連付けられている重大度レベルに割り当てることもできます。 |
EXITまたはQUIT | データベースすべてのセッションをログオフし、BTEQから退出します。 |
EXITONDELAY | この制御によって、ユーザーは、CLIがリクエストをタイムアウトする前に、実行依頼されたSQLリクエストが処理されるまでの最大期間を指定できます。タイムアウトが発生すると、BTEQプロセスは終了します。データベースがダウンするか期間を超えるとタイムアウトがトリガーされます。 |
GOTO | 指定したラベルまでのすべてのBTEQコマンドおよびTeradata SQL文をスキップし、そのラベルの次から通常どおりに処理を再開します。 |
HANG | 指定した時間だけBTEQが休止します。 |
IF | 入力スクリプトの一部を条件付きで実行するために使用されます。IF句には、複数のステータス値をテストできるように、1つ以上の条件を含めることができます。これらの個別のチェックは、ANDまたはORを使用してまとめることや、NOT演算を介して無効にすることができます。総合的なテスト結果がTRUEであることが判明すると、THEN句の処理が実行されます。 |
LABEL | GOTOコマンドで指定される、BTEQの処理再開地点を識別します。 |
MAXERROR | この制御によって、ユーザーは、最大エラー重大度レベルを指定できます。このレベル以上のエラーが発生すると、BTEQはジョブ処理を終了します。 |
OS | オペレーティング システム コマンドをワークステーション接続システムに送り、実行させます。 |
REPEAT | この制御によって、ユーザーは、次のSQLリクエストを送信する最大回数を指定できます。 |
REPEATSTOP | この制御によって、ユーザーは、リクエストが再試行不可能であることを示すエラーがリクエストに対して発生した場合に、REPEAT操作を終了するかどうかを指定できます。 |
TSO | z/OSの対話型TSO環境にコマンドを送信します。 |