チェックポイント ファイルは、ジョブを再始動するtbuildコマンドで指定する必要があります。 チェックポイント ファイルは、サイトおよびジョブのセットアップ方法に応じて、次のオプションの格納場所にあります。
- グローバル構成ファイル -- twbcfg.ini
Teradata PTインストールでは、Teradata PTソフトウェアがインストールされているディレクトリの下に、デフォルトのチェックポイント ディレクトリとしてcheckpointという名前のディレクトリが自動的に作成されます。 このチェックポイント ディレクトリの名前は、Teradata PTソフトウェアのインストール中にグローバル構成ファイル(twbcfg.ini)に自動的に記録されます。
- ローカル構成ファイル -- $HOME/.twbcfg.ini (UNIXシステムのみ)
UNIXシステムの場合、チェックポイント ディレクトリはホーム ディレクトリにあるtwbcfg.iniというローカル構成ファイルを使用してセットアップできます。 CheckpointDirectoryエントリがグローバル構成ファイルとローカル構成ファイルの両方に定義されている場合は、ローカル構成ファイルが優先されます。 ローカル構成ファイルに対しては、いかなる変更を行なっても個々のユーザーしか影響を受けません。 Windowsには、ローカル構成ファイルはありません。
- tbuild -rオプションによる定義
tbuild -f <filename> -r <checkpoint directory name>
tbuildコマンドの-rオプションでは、指定された名前のチェックポイント ディレクトリがセットアップされます。 このオプションは、Teradata PT構成ファイルに指定されているデフォルトのチェックポイント ディレクトリを上書きします(実行されているジョブでのみ)。
チェックポイント ディレクトリのセットアップの詳細については、<Teradata Tools and Utilities 導入ガイド- UNIX およびLinux>を参照してください。
CheckpointDirectoryエントリが両方の構成ファイルに定義されている場合は、ローカル構成ファイルに定義されているエントリが優先されます。 ローカル構成ファイルに指定されている内容は、個々のユーザーだけに影響します。他のユーザーには影響しないことに注意してください。
チェックポイント ディレクトリの構成ファイルのセットアップについては、構成ファイルのセットアップを参照してください。