このセクションでは、システムに障害が発生した場合に、Teradata TPumpによって実行される再起動と回復の操作について説明します。
Teradata TPumpの機能には、ジョブを再実行したり続行したりする必要性を最小限に抑えながら、クライアントまたはデータベース システムの障害から回復できるようにする機能が数多く含まれています。再始動時または再実行時に、Teradata TPumpは、データベース上の再始動ログ テーブルの問合わせを行なって、操作が停止した場所から再開します。
Teradata Tools and Utilities 14.00からは、チェックポイント情報にデータ シグネチャが含まれます。データ署名は、再開時に検証されます。データ署名が、再開の始めに新たなエラーとなる可能性があります。
再始動ログ テーブルの内容に手を加えないでください。再始動ログ テーブルが失なわれたり変更されたりすると、Teradata TPumpジョブは正常に回復できなくなります。