datadescパラメータを使用して、フィールド内のデータの型と長さを指定します。Teradata TPumpにより、DML文の本文が参照するユーザー指定のフィールド名に従って、USING句が生成されます。
データ型とデータ変換の詳細については、Teradata Vantage™ - データ型およびリテラル, B035-1143を参照してください。
datadescパラメータ内で可能なデータ型指定について、入力長とフィールドの説明を簡単な一覧にしたものを以下に示します。
GRAPHICデータ型指定
GRAPHIC(n)
ここで、nは、入力ストリームの長さを2バイト文字の個数で表わしたものです。
長さ: nが指定されている場合はn*2バイト、指定されていない場合はn=1と見なされるので2バイト。
説明: n個の2バイト文字。
次の例は、漢字またはマルチバイト文字データをサポートするGRAPHICデータ型の使い方を示しています。FIELD文には、GRAPHICデータ型を使用することができます。
.LAYOUT KANJIDATA; .FIELD EMPNO * SMALLINT; .FIELD LASTNAME * GRAPHIC(30); .FILLER FIRSTNAME * GRAPHIC(30); .FIELD JOBTITLE * VARGRAPHIC(30);
VARGRAPHIC(n)
ここで、nは、入力ストリームの長さを2バイト文字の個数で表わしたものです。
長さ: m/2 ≤ 32000で、m + 2バイト。
説明: 2バイト整数と、その後に続くm/2個の2バイト文字。
LONG VARGRAPHIC
長さ: m/2 ≤ 32000で、m + 2バイト。
説明: 2バイト整数と、その後に続くm/2個の2バイト文字。
- VARGRAPHICとLONG VARGRAPHICの両方で、mは入力データの先頭の2バイトを占める値であり、入力の長さを文字数ではなくバイト数で表わしたものです。マルチバイト文字セットの各文字は、2バイトです。
- また、LONG VARGRAPHICは暗黙にVARGRAPHIC(32000)を示します。64,000バイトのフィールドで、0~32000の範囲を取ります。