フォールバックの動作とデフォルト値はプラットフォーム固有になっています。新しいプラットフォームでは常時フォールバックを使用します。新しく作成されたすべてのデータベース、ユーザー、インデックス、およびテーブルは、CREATEリクエストでNO FALLBACKを指定した場合でもFALLBACKに設定されます。すべてのデータベースまたはユーザーは、ALTER TABLEまたはMODIFY DATABASE/USERリクエストでNO FALLBACKを指定した場合でもFALLBACKに設定されます。
このリリースにアップグレードする古いプラットフォームではNO FALLBACKオプションが許可され、CREATE TABLE、ALTER TABLE、CREATE JOIN INDEX、CREATE HASH INDEX、CREATE DATABASE、MODIFY DATABASE、CREATE USER、およびMODIFY USERリクエストに対してNO FALLBACKがデフォルトになります。
利点
フォールバック用に最適化されたプラットフォームは、データの破損から迅速に回復できます。
考慮事項
すべてのプラットフォームのSYSINITのデフォルト値はALWAYS FALLBACKになります。ただし、Parallel Upgrade Tool (PUT)はプラットフォームに適したフォールバック設定を使用します。
追加情報
詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093>を参照してください。