次の表では、直前の例に記載されているマルチファイルTeradata FastLoadジョブ スクリプトについて説明します。
コマンド | 説明 |
---|---|
BEGIN LOADING | Teradata FastLoad表と2つのエラー表の名前を指定し、Teradata FastLoadジョブのロード フェーズを開始します。 ジョブを開始し最初のデータ ソースをロードするTeradata FastLoadジョブ スクリプトのBEGIN LOADINGコマンドを実行した後、Teradata FastLoadの応答として、新しいジョブの開始を知らせる次のメッセージが表示されます。 BEGIN LOADING COMPLETEマルチファイルTeradata FastLoadジョブ スクリプトでは、その次に以下のTeradata FastLoadの応答が戻されます。 FastLoad is continuinga multifile job. |
CREATE TABLE | 新しいTeradata FastLoad表を作成し、Teradata FastLoadジョブの開始時にそれが空の表であるようにしています。 |
DEFINE | 各レコードのうちTeradata FastLoad表に挿入するフィールドを指定し、入力データ ソースの名前を指定します。 各フィールド名は、マルチファイルTeradata FastLoadジョブ スクリプトすべての名前と同じである必要があります。 ただし、FILE=属性は、マルチファイルTeradata FastLoadジョブ スクリプトの各部分の異なるデータ ソースを順に識別します。 |
DROP TABLE | Teradata FastLoadジョブの開始時に、データベース上の既存のTeradata FastLoad表と2つのエラー表を削除します。 |
END LOADING | すべての行を最終的なTeradata FastLoad表に配布します。 次のメッセージは、コマンドの実行が成功したことを示しています。 END LOADING COMPLETE この時点でTeradata FastLoad表と2つのエラー表がロック解除され、適正な権限を持つユーザーが使用できるようになります。
|
INSERT | 指定した入力データ ソースからTeradata FastLoad表にデータ レコードを転送します。 データベース は、自動的に各INSERT操作の最後のレコードの後でチェックポイントを取ります。 |
LOGOFF | END LOADINGコマンドの前に実行された場合に、Teradata FastLoad操作を一時停止します。これは、各マルチファイルTeradata FastLoadジョブ スクリプトが新しいデータ ソースを識別するケースです。 LOGOFFコマンドはロード フェーズ中に入力されるので、Teradata FastLoadに次のようなメッセージが戻されます。 FastLoad Paused.ロード フェーズ中にTeradata FastLoadジョブが一時停止すると、表はロックされたままになり、Teradata FastLoadがEND LOADINGコマンドを実行するまでアクセスできなくなります。 END LOADINGコマンドの後に実行依頼すると、最後のマルチファイルTeradata FastLoadジョブ スクリプトの場合のように、LOGOFFコマンドがTeradata FastLoadジョブを終了します。この場合、Teradata FastLoadで次のメッセージが表示されます。 logoff;ジョブ終了のステータス・メッセージは次のようになります。 **** 16:11:42 Logging off all sessions **** 16:11:45 Total processor time used = '0.358802 Seconds' . Start : Fri Jan 10 16:11:20 2014 . End : Fri Jan 10 16:11:45 2014 . Highest return code encountered = '0'. **** 16:11:45 FDL4818 FastLoad Terminated その後、システム コマンド プロンプトが表示されます。 |
LOGON | ユーザーJWTとしてデータベースにログオンします。 |