次の表に、HELP TABLEコマンドを使用する場合の考慮事項を記載します。
対象 | 使用上の注意 |
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DEFINEコマンドの使用 | HELP TABLEコマンドを使用してフィールド名を定義する場合にも、DEFINEコマンドで入力データ ソース名またはINMODルーチンを指定する必要があります。 |
UDT列 | 表にUDT列が含まれている場合、UDTの外部表現が返されます。 例えば、USDollarというデータ型をDecimal(13,2)で定義し、表にUSDollar型の列を定義してある場合、この列のデータ型には、Decimal(13,2)が返されます。 |
CLEARコマンドの使用 | 同じTeradata FastLoadジョブで2つのHELP TABLEコマンドを使用する場合、第2のコマンドの前にCLEARコマンドを使用すると、最初のコマンドが取り消されます。下記のコマンド例では、Department表のリストだけが生成されます。 HELP TABLE Employee ; CLEAR ; HELP TABLE Department ; 次の例のように、2つのHELP TABLEコマンドをCLEARコマンドなしで入力した場合は、Employee表とDepartment表の両方のリストが生成されます。 HELP TABLE Employee ; HELP TABLE Department ; |
Unicodeセッション文字セットの制約 | Teradata FastLoadでは、データベースから返される記憶領域のバイト数を使用して、ロード操作のUSING句を構成します。このため、セッション文字セットがUTF-8またはUTF-16の場合は、データベースから返されるMAX LENGTHがUnicode列の実際のバイト カウントではないので、内部的に生成されるUSING句は入力データ ストリームの構造を適切に反映しないということになります。 HELP TABLEを使用して入力データ構造を記述する代わりに、セッション文字セットがUTF-8またはUTF-16の場合は、DEFINEコマンドを使用します。 |