- まず、Teradata FastLoadジョブ スクリプトからCREATE TABLE、DROP TABLE、およびDELETEの各文をすべて削除します。これにより、部分的にロードされたTeradata FastLoad表や、2つのエラー表にある項目が、再開されたジョブによって削除されることを防ぎます。
- 次に、Teradata FastLoadを起動してジョブを再開します。Teradata FastLoadユーティリティは、次のタスクを実行します。
- LOGONコマンドを使用して新しいセッションを確立する
- 再開ログを読んで再開の位置を判別する
- BEGIN LOADINGコマンドに応答して、ジョブが再開されていることを表示する
例えば、ジョブのチェックポイントに100を指定し、行1100で障害が発生した場合、Teradata FastLoadの応答は次のようになります。
FastLoad RESTARTED The last checkpoint was taken at row: 1100 FastLoad will now restart at row: 1101
Teradata FastLoadジョブが、ロード フェーズ中に一時停止し、INMODルーチンを使用している場合、INMODルーチンは、ロード フェーズでの再開時にルーチンの再開とチェックポイントを処理できる必要があります。再開の後、Teradata FastLoadは、ロード処理に関係するINMODルーチンに2または4のステータス コードを渡します。ルーチンでは、読み取り対象レコードを最後のチェックポイントの位置に調整し、それ以降の呼び出しがあった時点でレコードをTeradata FastLoadに送らなければなりません。