Teradata Access Module for WebSphere MQの機能 - Access Module

Teradata® Tools and Utilities Access Moduleリファレンス

Product
Access Module
Release Number
17.10
Published
2021年10月
Language
日本語
Last Update
2021-11-16
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Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata Access Module for WebSphere MQを構成および使用するためには、WebSphere MQとそのAPIに関する基本知識が必要です。 ただし、Teradata Access Module for WebSphere MQのAPIに直接アクセスすることはありません。

Teradata Access Module for WebSphere MQにより、TeradataユーティリティはIBMのWebSphere MQメッセージ キューイング ミドルウェアを使用してデータをインポートできます。 Teradata Access Module for WebSphere MQは、WebSphere MQクライアントまたはサーバーとデータ コネクタとの間でデータを転送します。 データ コネクタが、Teradata Access Module for WebSphere MQとTeradataユーティリティ間のインターフェースとなります。

WebSphere MQは、様々なオペレーティング システムやネットワーク上で動作する、様々な言語で記述された各種アプリケーション間の接続性を提供します。 Teradata Access Module for WebSphere MQのプラットフォーム固有の各バージョンでは、オペレーティング システムが異なる場合も十分な接続性を確保することができます。 この接続機能によって、アプリケーション開発者はこの接続性を実現するコードを記述する必要がなくなります。 コードの記述が不要になることには、次のようなメリットがあります。
  • アプリケーション開発期間の短縮
  • トランザクションの完全性(メッセージの受け渡しが保証される)
  • メッセージの非同期受け渡し
Teradata Access Module for WebSphere MQは、チェックポイントによってメッセージ待ち行列の信頼性と利便性を強化し、フォールバック データ ファイルにデータをキャッシュすることによって再始動機能を向上させます。 アクセス モジュールでTPumpなどのユーティリティを使用してデータを転送する場合、以下の状況から素早く回復することができます。
  • 宛先データベース上での再始動
  • インポート ユーティリティを実行中のシステム上でのクラッシュ
  • データ ソースでのクラッシュ(ただし、WebSphere MQの技術上の対応範囲内)

サポートされているユーティリティは、次のテーブルのとおりです。

Teradata Access Module for WebSphere MQは、Solaris SPARCプラットフォーム上でSun Studio 11バージョンのコンパイラを使用してコンパイルされます。Teradata Access Module for WebSphere MQを使用するアプリケーションにも、この同じコンパイラを使用してください。
オペレーティング システム BTEQ FastLoad FastExport MultiLoad TPump Teradata PT
Linux 64-bit 可能 可能 不可能 可能 可能 可能
UNIX
  • IBM AIX
  • 64-bit
可能 可能 不可能 可能 可能 可能
IBM z/OS 31-bit 可能 可能 不可能 可能 可能 可能
Oracle Solaris
  • SPARC
  • 64-bit
可能 可能 不可能 可能 可能 可能
  • AMD Opteron
  • 64-bit
可能 可能 不可能 可能 可能 可能
Windows 64-bit 可能 可能 不可能 可能 可能 可能
macOS 64-bit 可能 不可能 不可能 不可能 不可能 可能