SELECTは、SQL文の中で最も使用頻度の高いSQL文です。SELECT文を使用して、以下のいずれかを指定することができます。
- データの集合
- 結果セットが返される順序
- 結果セットをグループ化する方法
- 必要な結果セットの内容(正確に判断された結果セット、またはランダムにサンプリングされた結果セット)
- 結果セットの報告形式
SELECT文で複数のデータベースおよびユーザー内にあるオブジェクトを参照する場合は、完全修飾名を指定してください。複数のデータベースおよびユーザーに同じ名前のテーブルやビューが存在している場合に、問合わせで完全修飾名を使わずにそれらのオブジェクトを参照すると、名前解決の問題が発生する可能性があります。このような名前解決の問題は、問合わせの中で同じ名前のオブジェクトを参照していない場合でも発生することがあります。