ソート順序は、2レベルの比較を使用します。その比較には、次のルールがあります。
- CASESPECIFICがORDER BY句に指定されていないか、またはアクセスされる列に定義されていないかぎり、最初にすべての英小文字が、同等の英大文字にマップされる。
ANSIセッション モードではデフォルトはCASESPECIFICであるため、これを変更するには、NOT CASESPECIFICを明示的に指定しなければならない。
- 同じ文字のすべての発音区別の書式に、基本の文字の値が与えられる。すなわち、ÄにはAの値が与えられ、ÖにはOの値が与えられる。
- 2つの文字列が同じ値の場合、文字はさらに、その発音区別の同等クラスに従って並べられます。以下のテーブルを参照してください。
- 問合わせがDESCソート オプションを指定していないかぎり、照合は昇順である。
詳細については、<Teradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143>を参照してください。
これらのルールが適用されると、"abbey"、"Active"、および"adage"の各語は、次の順序で返されます。
abbey Active adage
さらに、Muller、Handl、Böckh、Mueller、Händl、Bohr、Bock、およびMüllerという名前は次のように並べられます。
Bock Böckh Bohr Handl Händl Mueller Muller Müller
以下のテーブルに、同等のクラスおよび各クラス内の発音区別文字の順序付けを示します。ここに示すクラスは、発音区別の形式を持つ文字です。
| 欧文のソート順序 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| A | C | E | I | N | O |
| a A à À á Á â Â ã Ã ä Ä |
c C ç Ç |
e E è È é É ê Ê ë Ë |
i I í Ì ì Í î Î ï Ï |
n N ñ Ñ |
o O ò Ò ó Ó ô Ô õ Õ ö Ö o O |
| S | U | Y | AE | O斜線 | Aリング |
| s S β |
u U ù Ù ú Ú û Û (Uティルド) ü Ü |
y Y ÿ Ÿ |
æ Æ | ø Ø | å Å |