高速パス削除処理では、トランザクションが終了するまで削除を据え置くため、およびロールバックおよび削除の処理を即座に実行可能にするため、DELETEまたはDELETE … ALL文はアクティブ セッション モードおよびトランザクション タイプに基づいて適切に配置するようにしてください。
セッション モード | トランザクション タイプ | 位置決定要件 |
---|---|---|
ANSI | ANSI | DELETE ... ALLまたは無条件DELETEは、COMMITを含む同じ複文リクエスト内にある必要があります。 以下に例を示します。 DELETE FROM table_name ALL ;COMMIT; |
Teradata | 暗黙的 (複文リクエストのマクロまたはBTEQリクエストなど) |
DELETE ... ALLまたは無条件DELETEは、そのリクエスト内のターゲット テーブルを参照する最後の文でなければなりません。 |
明示権限 | DELETE ... ALLまたは無条件DELETEは、現在処理されているトランザクションを終了させるEND TRANSACTIONを含む同じ複文リクエスト内にある必要があります。 以下に例を示します。 BEGIN TRANSACTION; DELETE FROM table_name ALL ;END TRANSACTION; 埋め込みSQLのアプリケーションでは、これは無効です。DELETE文とEND TRANSACTION文は同じリクエストにある必要がありますが、埋め込みSQLは複文リクエストをサポートしないためです。 |