INITIATE INDEX ANALYSIS構文 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
Published
2021年1月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/vnq1596660420420.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/vnq1596660420420.ditaval
dita:id
B035-1146
Product Category
Software
Teradata Vantage
INITIATE INDEX ANALYSIS
  [ ON on_spec [,...] ]
  FOR workload_name IN QCD_name AS index_name_tag
  [ SET set_spec [,...] ]
  [ KEEP INDEX ]
  [ USE MODIFIED { STATISTICS | STATS | STAT } ]
  WITH [NO] INDEX TYPE number [,...]
  [ CHECKPOINT checkpoint_trigger ]
  [ TIME LIMIT = elapsed_time ] [;]

構文要素

on_spec
[ database_name. | user_name. ] table_name
workload_name
分析する問合わせが属するワークロードの名前を指定します。
index_name_tag
QCD_name内でインデックス推奨事項に割り当てる名前を指定します。
QCD_name
workload_nameが存在するQCDワークロードデータベースを指定します。
INITIATE INDEX ANALYSISは、指定されたワークロードについてのインデックスの推奨事項をこのQCDデータベースに格納します。
set_spec
boundary_option = value
KEEP INDEX
インデックスの推奨事項にDROP INDEXまたはDROP STATISTICSの推奨事項を含めないことを指定します。
デフォルトでは、分析の結果、有用であることが明らかになった場合にDROP INDEXおよびDROP STATISTICSの推奨事項が推奨されます。
USE MODIFIED STATISTICS
COLLECT STATISTICS (QCD形式)で収集される統計ではなく、TableStatisticsというQCDテーブルのModifiedStats列に格納されているユーザーによって変更された統計のインデックス分析を実行します。
ModifiedStats列にデータが入っていない場合は、StatisticsInfoに格納されている統計が使用され、USE MODIFIED STATISTICSを指定しなかった場合と同じ結果になります。
データに対して"what-if"分析を実行して、最適化ルーチンがさまざまなシナリオをどのように処理するかを調べることができます。
WITH INDEX TYPE number
WITH NO INDEX TYPE number
分析のために考慮するセカンダリおよび単一テーブル結合インデックスのタイプ。
  • WITH INDEX TYPE numberとして句を指定すると、分析に指定したインデックス タイプのセットが含まれます。
  • WITH NO INDEX TYPE numberとして句を指定すると、指定したインデックス タイプのセットが分析から除外されます。
  • この句を指定しない場合、有効なすべてのインデックス タイプがデフォルトで分析に含まれます。
numberコードは、QCD IndexRecommendationsテーブルに保管されたIndexType列の値の識別子です。
numberに指定できる値と対応する説明を次に示します。
オプション 説明
1 固有セカンダリ インデックス(USI)
2 値順セカンダリ インデックス(VOSI)
3 ハッシュ順セカンダリ インデックス(HOSI)
4 非固有セカンダリ インデックス(NUSI)
5 単純結合インデックス(JI)
6 集約結合インデックス(AJI)。
QCDの詳細については、<Teradata Vantage™ - SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142>を参照してください。
CHECKPOINT checkpoint_trigger
チェックポイント スナップショットを取得するクエリーの数。
checkpoint_triggerの値は正の整数です。
  • checkpoint_triggerが0の場合、システムはCHECKPOINT句を無視します。
  • checkpoint_triggerが分析対象の総クエリー数より大きい場合、システムはチェックポイント スナップショットを取得しません。
例: CHECKPOINTの使用を参照してください。
TIME LIMIT = elapsed_time
このインデックス分析が完了するまでに許容される最大経過時間(分)。
デフォルト値は、時間制限なしです。
指定値の許容範囲は、1から2880分(最大48時間)です。
elapsed_timeの値は整数値で指定する必要があります。
インデックス分析が指定時間制限内に完了しない場合は、システムによりタスクが停止され、指定時間が経過した時点で見つかった最良の推奨事項が維持されます。
指定した時間制限は概算にすぎません。実行中のインデックス分析タスクでは、指定時間制限を超過したかどうかを一定時間ごとにチェックするからです。
<例: インデックス分析でのTIME LIMITの設定>も参照してください。
database_name
user_name
table_nameを含むデータベースまたはユーザー(現在のデータベースまたはユーザー以外の場合)。
table_name
インデックスの推奨事項を生成するために分析されるテーブル セットを指定します。
テーブルを指定しない場合は、インデックスの推奨事項を生成するために、指定されたworkload_nameで参照されるすべてのテーブルが分析されます。
このオプションを指定することで、特定のテーブルにインデックスを推奨しないようINITIATE INDEX ANALYSISに暗黙的に指示できます。
boundary_option = value
指定されたオプションの上限を設定する句を指定します。
以下のオプションと上限が有効です。
  • CHANGERATE
  • COLUMNSPERINDEX
  • COLUMNSPERJOININDEX
  • INDEXMAINTMODE
  • INDEXESPERTABLE
  • SEARCHSPACE
これらのオプションの定義および上限については、境界オプションを参照してください。