GROUPING SETS group_by_spec
構文要素
- group_by_spec
{ ordinary_grouping_set |
empty_grouping_set |
rollup_list |
cube_list |
grouping_sets_specification
}
- ordinary_grouping_set
- 複数の次元にまたがるキューブ状のレポート行をグループ分けするのに使う1つまたは複数の式。
- すべてのordinary grouping setsは列を明示的に参照しなければなりません。GROUPING SETSで列の位置を指定することはできません。
- ordinary grouping setに190個より多い列を指定することはできません。
- BLOBまたはCLOBデータ型の列を参照する場合、最初に別のデータ型にCASTするか、または結果がLOBではない関数に渡さなければ参照できません。たとえば、BLOBをBYTE型またはVARBYTE型にキャストしたり、CLOBをCHARACTER型またはVARCHAR型にキャストします。
- 式は、BLOB、CLOB、ARRAYまたはVARRAYのタイプがある結果行をグループ化できません。
- empty_grouping_set
- 引数を指定しない左括弧と右括弧の対の連続。この構文は総計を提供するのに使われます。
- ここで総計という用語は、非集約データの総計ではなく個々のグループ合計の総計を言います。
- rollup_list
- ROLLUPで指定された標準のgrouping expression set。複数の式を指定する場合、式リストは括弧で囲まなければなりません。
- 式は、BLOB、CLOB、ARRAYまたはVARRAYのタイプがある結果行をグループ化できません。
- 詳細については、<ROLLUPオプション>を参照してください。
- cube_list
- CUBEで指定された標準のgrouping expression set。複数の式を指定する場合、式リストは括弧で囲まなければなりません。
- 式は、BLOB、CLOB、ARRAYまたはVARRAYのタイプがある結果行をグループ化できません。
- 詳細については、<CUBEオプション>を参照してください。
- grouping_sets_specification
- 次のいずれか。
- 括弧内のordinary_grouping_set
- rollup_list
- cube_list
- empty_grouping_set
- grouping_sets_specification
- システム構成以外のグループ化セット指定の入れ子レベルの数には制限がありません。
- LOBデータ型の列は参照できません。