次のテーブルに、DEFINE SCHEMA文を使用する場合の考慮事項を記載します。
対象 | 説明 |
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UNICODEの使用による列幅要件への影響 | Teradata PTでは、UTF-8およびUTF-16文字セットを明示的に使用してADJUST UNICODEキーワードを指定した場合、列幅は自動的に調整されます。キーワードの正しい構文については、DEFINE SCHEMAの構文図を参照してください。USING CHARACTER SET UTF8またはUTF16指定子およびADJUST UNICODE指定子が両方ともスクリプト内にある場合は、使用しているUnicodeのタイプに合わせて列幅が自動的に調整されます。 影響を受けるデータ型はCHAR、VARCHAR、CLOB、およびJSONです。
USING CHARACTER SET指定子の詳細については、拡張文字セットの使用を参照してください。 列幅を手動で調整することもできます。調整のためのルールは次のとおりです。
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デフォルトの長さの使用 | 多くのデータ型は、長さ指定lengthBytesまたはlengthDigitsに関連付けられます。これらの長さ指定は、データ型に応じて必須の場合と任意選択の場合があります。 長さ指定に関連付けられるほとんどのデータ型では、長さ指定を省略することで、デフォルトの長さの値を使用することができます。 ただし、多くの場合、デフォルトの長さは最大長であるため、デフォルト値を使用するとパフォーマンスが若干低下することがあります。 パフォーマンスの最大化が重要な場合は、デフォルト値を使用せずに長さの値を指定してください。 |
ANSI/SQL INTERVAL、TIME、およびTIMESTAMPデータ型の指定 | 以前のリリースのTeradata PTでは、ユーザーがこれらの型の列を適切な長さのCHAR列(DBS TIME(0)列の場合はCHAR(8)など)としてTeradata PTスキーマに定義する必要がありました。 Teradata PTリリース12.0以降では、これらの列は、各列のDBSデータ型識別子を使用してDEFINE SCHEMA文に直接定義できます。 |
ARRAYデータ型の指定 | TeradataテーブルのARRAYデータ型として定義される列は、DEFINE SCHEMA文ではVARCHARデータ型として指定する必要があります。 ARRAYデータ型の外部表現はVARCHARです。 詳細については、<Teradata Parallel Transporterユーザー ガイド、B035-2445>を参照してください。 |
USINGEXTENSIONの指定 | USINGEXTENSIONオプションは、Teradata PT Updateオペレータを使って、一時テーブルにデータをロードするのに使用できます。 USINGEXTENSIONオプションの使用方法の詳細については、テンポラル テーブルを参照してください。 |