Updateオペレータは、データ セッションの他に、1つのメイン(制御)SQLセッションと1つの補助SQLセッションを接続します。メインSQLセッションは、ユーティリティ作業に関するSQL文の実行を担当しています。補助セッションを使用して、回復目的の再起動ログ テーブルを作成、維持します。
Updateオペレータには、最小と最大のセッション数(セッション制限)を指定できます。
次のような使用上の注意を考慮してください。
- 接続される最大セッション数は、システムで使用できるAMPの数より大きな数が指定されている場合にも、これを超えられません。
- デフォルトは、使用可能なAMPごとに1セッションです。
- MinSessions属性では、最小値の指定は1です。
- MaxSessions属性には、より少ないセッション数がジョブに適している場合には、データベース サーバーのAMP数よりも小さな数を設定できます。
- ネットワーク プロトコル ソフトウェアでもネットワーク接続システムに制限を強制することがあります。
- アプリケーション別の最大セッションに関するプラットフォームの制限:
- メインフレーム接続のz/OSクライアント システムでは、TDP SET MAXSESSIONSコマンドを使用してプラットフォームの制限を指定します。
- UNIX、Linux、およびWindowsシステムのネットワークに接続されたクライアント システムでは、この値はCLIファイルのclispb.datのmax_num_sess変数で定義されます。
- メインフレーム接続のz/OSクライアント システムでは、この値はIBCSMAX設定の下のHSHSPBパラメータで定義されます。
clispb.datファイル(あるいはHSHSPB)のmax_num_sess値は一回で単一アプリケーションで接続できるセッションの合計数を指定します。max_num_sessは、SQLとデータ ローディングの両方で接続されたすべてのセッションに関連します。