SQL Inserterオペレータは、Teradata Databaseのテーブルにデータを挿入するConsumerオペレータです。 SQL Inserter操作の機能は、BTEQインポート操作と似ています。
SQL Inserterオペレータは複数のインスタンスをサポートし、各インスタンスは1つ以上のSQLセッションにログインできます。 Teradata Databaseのターゲット テーブルにデータ レコードをロードするパフォーマンスを改善するために、複数の並列インスタンスを使用することができます。 空のテーブルまたは既存のデータを持つテーブルをターゲット テーブルにできます。
複数のセッションが使われている場合、データには重複するプライマリ インデックス値があり、これにより潜在的なTeradata Databaseデッドロック2631エラーが発生する可能性があります。このエラーを避けるため、TPT SQL Inserterオペレータでは複数のセッションを使用しないでください。
複数のセッションが使用されて、データがTeradata Databaseで同じ行レベルのロックにアクセスする場合、ジョブがハングする可能性があります。ハングを回避するため、TPT SQL Inserterオペレータでは複数のセッションを使用せず、1つのセッションのみを使用するようにしてください。
次の図に、SQL Inserterオペレータ インターフェースを示します。
SQL Inserterオペレータ インターフェース
