Teradata ODBC Driver Advanced Options(Teradata ODBCドライバの詳細オプション)ダイアログ ボックスには、詳細な設定オプションが含まれています。
フィールド、チェック ボックス、ボタン | 説明 |
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Maximum Response Buffer Size(最大応答バッファ サイズ) | デフォルト = 65536 (64K) SQL要求用のデータベース応答バッファ サイズを制限する場合に使用する値を入力します。データベースが有効範囲内のパケット サイズで結果を送信できない場合は、この値が動的に変更されることもあります。 Teradata DSNのオプションの“MaxRespSize=”オプションを参照してください。 |
TDMST Port Number(TDMSTポート番号) | デフォルト = 1025 データベースにアクセスするために使用されるポート番号のリストを表示。DBAからの指示がない限り、この値は変更しないこと。 Teradata DSNのオプションの“TDMSTPortNumber=<整数>”オプションを参照してください。 |
HTTPS Port Number(HTTPSポート番号) | デフォルト = 443 TLS接続経由でデータベースにアクセスするために使用されるポート番号のリストを表示。DBAからの指示がない限り、この値は変更しないこと。 Teradata DSNのオプションの「HTTPS_PORT=<整数>」オプションを参照してください。 |
Translation DLL Name(コード変換DLL名) | コード変換DLLのパスを指定します。コード変換DLLは、セッション文字セットとアプリケーション文字セットのコードを変換します。 |
Translation Option(コード変換オプション) | コード変換DLLのオプションを指定します。このオプションは、コード変換DLLによって使用されます。 |
Login Timeout(ログイン タイムアウト) | デフォルト = 20 ログインのためにデータベースとの仮想回路を確立する場合に、待機する秒数に対応する値を定義します。整数値を入力します。 Teradata DSNのオプションを参照してください。 |
ProcedureWithPrintStmt(プリント文を含むプロシージャ) | デフォルト = N ストアド プロシージャの作成時に、プリント オプションを有効にします。 Teradata DSNのオプションの“PrintOption=[N | P]”オプションを参照してください。 |
ProcedureWithSPLSource(SPLソースを含むプロシージャ) | デフォルト = Y ストアド プロシージャの作成時に、SPLオプションを指定します。 Teradata DSNのオプションの“SplOption=[Y | N]”オプションを参照してください。 |
Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) | Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) DSNオプションは、データベース名に対してDNSに定義されているエントリの数をODBC Driver for Teradataに通知します。このオプションの初期値によって、ODBC Driver for Teradataがデータベース名をIPアドレスにどのように解決するかが制御されます。この値が設定されていない場合、デフォルト値は未定義(空)です。ODBC DSNに複数のデータベース名が指定されている場合、Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ)オプションはすべての名前に適用されます。 ODBC DSNまたは接続文字列内で、名前ではなくIPアドレスによってデータベースが指定された場合、Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ)オプションは無視されます。データベースは、ODBCドライバの設定(Apple macOS)という名前の表で説明したName(s) or IP address(es)(名前またはIPアドレス)フィールドで指定します。
最良の結果を得るには、Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) = 未定義(デフォルト設定)にしておくことを推奨します。そのように設定することにより、ODBC Driver for TeradataがDNSを動的に検索して、指定されたデータベース名に使用可能なすべてのCOPを見つけることができます。このアプローチを使用すると、後でデータベースに追加された新しいノード(およびDNS)を、ODBCを変更することなく、ODBC Driver for Teradataが自動的に検出します。 Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) = 0は、そのデータベース名に対するCOPエントリがDNSにないことを示します。データベース名は、名前によってのみ解決されます。COPサフィックスを使用した解決は試みられません。DNSを利用して負荷分散を行なう環境では、この動作が望ましいことがあります。DNSを負荷分散に使用する場合、管理者は、DNSを使用してデータベース名を解決するたびに異なるIPアドレスまたは複数のIPアドレスを異なる順序で提供するようDNSを構成することができます。 Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) = 値。ゼロ以外の値は、データベース名に対するCOPエントリがDNSにあり、最後のCOPエントリがその値であることを表わします。初回の接続試行では、1~指定値の範囲の乱数が選択されます。その後の各接続では、次の番号(ラウンドロビン)に増分されます。このアプローチでは、コストの大きいDNS名前解決の失敗は発生しません(コストはDNSの構成方法によって異なります)。ただし、後でDNSに追加されたエントリは、指定された値が増加していない限り、ODBC Driver for Teradataで検出されることはありません。 |
Maximum Single LOB Bytes(単一LOBの最大バイト数) | デフォルト = 4000 1つのSLOB(CLOB、BLOB)アイテムの最大サイズを設定する値を入力します。 |
Use TCP_NODELAY(TCP_NODELAYを使用する) | デフォルト = 選択 ODBC Driver for TeradataのデータベースDSNに有効です。 伝送制御プロトコル(TCP: Transmission Control Protocol)では、データの伝送を制御するためのTCP_NODELAYというオプションが提供されています。 Teradata DSNのオプションの“TCPNoDelay=[Yes | No]”オプションを参照してください。 |
Use NULL for Catalog Name(カタログ名にNULLを使用する) | デフォルト = 選択なし このオプションを選択した場合 - アプリケーションが値を渡した場合でも、すべてのCatalog API関数のCatalog NameパラメータにNULL値が渡されることが想定されます。 このオプションを選択せず、NULL値以外の値がCatalog Nameパラメータに渡された場合 - ODBC Driver for Teradataはエラーを返します。これは、データベースがカタログをサポートしないことが理由です。 |
Enable Read Ahead(先読みの有効化) | デフォルト = 選択 このオプションが選択されている場合、ODBC Driver for Teradataは、現在処理中の応答メッセージが最後でなければ、データベースに次の応答メッセージを要求することによって先読みを行ないます。データベースでは、任意の時点で各セッションに対して、1つのリクエストをアクティブにすることができます。アクティブなリクエストとは、実行中のSQL文、または先行するSQL文からの結果の次の部分に対するリクエストのことです。 このオプションを選択しない場合 - ODBC Driver for Teradataは、ドライバで現在の応答メッセージの処理が完了したときにのみ、データベースに次の応答メッセージを要求します。 |
Retry system calls (EINTR)(システム呼び出しを再試行する(EINTR)) | デフォルト = 選択 このオプションを選択した場合、SIGALRMなどのイベントによりソケット システム呼び出しが中断された場合に、ODBC Driver for Teradataがこの呼び出しを再試行します。 このオプションが選択されていない場合、ODBC Driver for TeradataはODBCアプリケーションにSQL_ERRORを返します。ODBCアプリケーションは、中断されたソケット システム呼び出しからの回復処理を行ないます。 |
Maximum Total LOB Bytes Per Row(行ごとの最大総LOBバイト数) | デフォルト = 65536 1行あたりの全LOBの最大サイズを設定する値を入力します。 |
Custom options(カスタム オプション)グループ ボックス | |
Use DATE data for TIMESTAMP parameters(TIMESTAMPパラメータにDATA型データを使用する) | デフォルト = 選択なし このオプションを選択した場合 - ODBC Driver for Teradataは、SQL_C_TIMESTAMPおよびSQL_TIMESTAMPのようにバインドされているパラメータにDATEデータを送信します。 Microsoft Access Jetデータベースを使用しないアプリケーションでは、このオプションを有効にしないでください。 このオプションを選択した場合、SQL_C_TIMESTAMPデータは、DATE部分だけが入るように切り捨てられるため、上記の状況でのみ選択してください。 |
Enable Custom Catalog Mode for 2.x Applications(2.xアプリケーションのカスタム カタログ モードを有効にする) | デフォルト = 選択なし ODBCプログラマ リファレンスの仕様に準拠しないODBC Driver for Teradataの欠陥を利用してCatalog APIの機能が実現されている、ODBC 2.xアプリケーションの下位互換性を保ちます。 SQLTables APIのSchemaName引数にNULL値が渡された場合の動作は、ODBCプログラマ リファレンスの仕様に記載されているように%検索が行なわれるのではなく、DBCというユーザーIDに属するテーブルおよびデフォルトのデータベース スキーマ名の検索が行なわれます。 |
Return Empty string in CREATE_PARAMS column for SQL_TIMESTAMP(SQL_TIMESTAMPのCREATE_PARAMS列に空の文字列を返す) | デフォルト = 選択なし SQL_TIMESTAMPデータ型のSQLGetTypeInfoで空のCREATE_PARAMS列が返され、MS-ACCESSでは、Create Table文でTIMESTAMPの精度を指定できなくなります。 |
Return max. CHAR/VARCHAR length as 32K(CHAR/VARCHARの最大長として32kを返す) | デフォルト = 選択なし SQL_CHARおよびSQL_VARCHARデータ型に対するSQLGetTypeInfoのCOLUMN_SIZE列に、値として32000(64000の場合もあり)が返されます。この結果、MS-ACCESSは、ODBC Driver for Teradataから返された列サイズを、数値をオーバーフローさせることなく扱うことができます。 |
ユーザーのDSNは~/Library/ODBC/odbc.iniファイルに保存されます。
システムDSNは/Library/ODBC/odbc.iniファイルに保存されます。