製品の挙動の主な変更点 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

DateTimeFormat

ODBC Driver for Teradata 16.20以降、デフォルトのDateTimeFormat DSNオプションの動作が変更されています。以前のデフォルトはIAAでしたが、新しいデフォルトはAAAです。この変更は、互換性上の理由から行なわれました。特に、ODBCを使用して作成されたテーブルやビューが、BIアプリケーションなどのサードパーティ製クライアント ツールから正しくアクセスできるようにするためです。

日付形式を変更できるのは、デフォルトのANSI(A)または代替整数(I)だけです。TimeおよびTimestampの設定は変更できないので、将来のリリースでは、AAAまたはIAAを使用するオプションは表示されなくなります。

バージョン16.10以前のドライバでは、WindowsまたはMacで作成されたDSNは、ユーザーが変更していない限り以前のデフォルトであるIAAを引き続き使用します。16.20以降のDateTimeFormat設定ではAAAが指定されます。

重要: TimeおよびTimestampが整数モードに設定されている場合、バージョン16.20以降のドライバの設定に関係なく、ANSIモードが適用されます。新規DSNを作成し、アプリケーションでANSIではなく整数形式を使用することが想定されていた場合は、誤ったデータ形式が使用されているために挿入エラーなどのエラーが発生することがあります。

パスワード エントリの削除

16.20以降、新しいDSNエントリを作成するユーザーは、どの形式のパスワードも保存できなくなりました。「パスワード」フィールドはDSN Setup(DSN設定)ダイアログから削除されました。ユーザーは、Teradata Wallet以外の文字列をDSNに保存できなくなりました。旧リリースで作成されたDSNエントリにパスワードが含まれている場合、ODBC Driver for Teradataは保存されているパスワード値を無視します。使用するパスワードを保存する必要がある場合は、Teradata Walletを使用してください。

ドライバUIをサポートするシステムでは、DSN構成ダイアログで、ユーザー名とパスワードを使用して接続をテストできますが、パスワードは保存されません。