自動再始動とは、手動での再送信なしにジョブを再始動できることを意味します。 デフォルトのstart-of-dataチェックポイントとend-of-dataチェックポイントでは、データ ロードの前、途中、後のデータベースの再始動やデッドロックなど、再試行可能なエラーが発生するとジョブは自動的に再始動します。 自動再始動では以下の点に注意してください。
- ジョブは、Teradata PTジョブ起動コマンドのRETRYオプションの値で指定した回数を上限として自動的に再始動できます(-rオプション)。 デフォルトで、ジョブは最大5回再始動できます。
- チェックポイント間隔をジョブに指定していないときにジョブが処理途中で失敗すると、ジョブはstart-of-dataチェックポイントか、end-of-dataチェックポイントのいずれかで再始動します。どちらで再始動するかは、チェックポイント ファイルに前回どちらのチェックポイントを記録したかで決まります。
- ジョブは最新の設定チェックポイントを基準に再始動します。したがって特に長い実行ジョブで、データを最初から再ロードするのを避けるため、ジョブの起動時はチェックポイント間隔を指定してください。