このセクションでは、各種の入力変更(INMOD)および通知出口ルーチンと、それらをいつどのように使用するかについて説明します。
ユーザー出口(INMODと通知出口)は、Teradata Call-Level Interface (CLIv2)を呼び出すべきではありません。ユーティリティの通常の動作が予期しない結果をもたらし、リクエストが正常に完了しないことがあります。
INMODルーチン
INMODという用語は、入力修正(input modification)ルーチンを表わす略語です。これらは、INMODはユーザーが作成するルーチンであり、Teradata MultiLoadや他のロード/エクスポート ユーティリティでこのルーチンを使用すると、データベースに入力レコードを送信する前に、それらのレコードに対して高度な処理機能を実行できます。
INMODルーチンは、入力レコードの提供や、Teradata MultiLoadに渡す前の入力レコードに対する前処理タスクの実行に使用します。例えば、このようなタスクは次のことができます。
- Teradata MultiLoadに渡すレコードを生成する。
- 1つ以上のデータベース システムから直接データを読み取る。
- Teradata MultiLoadに渡す前にデータ レコードの妥当性を検査する。
- Teradata MultiLoadに渡す前にデータ レコード内のフィールドを変換する。
通知出口ルーチン
出口ルーチンは、Teradata MultiLoadジョブの実行中に特定の重要なイベントが発生した場合に実行される、事前定義されたアクションを指定します。
通知出口ルーチンは、オペレータが配置されていない環境(ジョブ スケジュールの大部分が自動化され、てシステム パフォーマンスが最適化されている環境)で特に便利なルーチンです。