ホスト ユーティリティ(HUT)ロック(このマニュアルではユーティリティ ロックとも言います)は、ほとんどのTeradata ARCコマンドの実行時にTeradata ARCが設定するロックです。例外は、CHECKPOINT、DELETE DATABASE、DELETE JOURNALです。Teradata ARCがARCHIVEコマンドやRESTOREコマンドなどによってオブジェクトにHUTロックを設定するときには、以下の条件が適用されます。
- HUTロックは、文を入力した現在のログオン ユーザーに関連付けられます。ジョブやトランザクションに関連付けられることはありません。
- HUTロックは、Teradata ARC操作に関連するAMPのオブジェクトに対してのみ設定されます。
- レベルの異なるHUTロックが同一オブジェクトに対して設定された場合でも、ユーザーが同じ場合には、衝突することはありません。
<ユーティリティ, B035-1102>に説明されているShowLocksユーティリティは、現在Teradata Databaseに適用されているHUTロックを示します。