各テーブルでは、テーブル自体についての情報がテーブル ヘッダーという特別な行に格納されています。 テーブル ヘッダーの複製が、すべてのAMP上にあります。
特定のAMPレベルのテーブルの復元リクエストは、フォールバック オプションなしのテーブルに対してのみ実行できます。 また、指定されたAMPにテーブル ヘッダーが存在している必要があります。 テーブル ヘッダーがない場合、リクエストは拒否されます。
ディスク障害後の単一プロセッサの復元では、TABLE REBUILDユーティリティを使用してテーブル ヘッダーを作成します。
存在する表 ヘッダーの構造は、アーカイブされているヘッダーと同じ構造でなければなりません。 アーカイブを再実行せずにテーブルの定義を変更すると、Teradata ARCは、復元リクエストを拒否します。
すべてのデータ定義文(ALTER TABLEやDROP INDEXなど)でも、テーブルの構造(テーブル ヘッダー)が変更されます。
ヘッダー構造が同じ場合は、無効な固有セカンダリ インデックスがないかどうかがさらにチェックされます。 これにより、特定のAMPレベルの復元が原因でデータ行とセカンダリ インデックス行との不一致が生じることのないように保証されます。
有効な固有セカンダリ インデックスがあった場合には、すべてのAMPでインデックスが無効にされます。 このようなテーブルの全AMPレベルの復元では、テーブルの固有セカンダリ インデックスが無効にされます。