アーカイブ操作を再開させると、Teradata ARCによって次の処理が行なわれます。
- 障害の発生前に再起動ログに記録された最後の再起動点で示されたデータ ブロックに、出力アーカイブ ファイルを位置付ける。
- AMPの構成に変更があった(障害の前にオンラインであったAMPが障害後にオフラインになった)場合には、障害発生時にアーカイブ中であったテーブルから処理を再開する。
データベースDBCのアーカイブが中断された場合には、RESTARTオプションを指定せずに再度ARCHIVE文を実行します。
例: z/OSでのアーカイブ操作の再開
次の例は、z/OSでの全AMPレベルのアーカイブの再開を示したものです。
RESTARTパラメータがEXECに追加されています。
//DBCDMP1 JOB 1,’DBC OPERATIONS’,REGION=2048K,MSGCLASS=A //DUMP EXEC PGM=ARCMAIN,PARM=’RESTART’ //STEPLIB DD DSN=DBC.AUTHLOAD,DISP=SHR // DD DSN=DBC.TRLOAD,DISP=SHR //DBCLOG DD DSN=DBC.ARCLOG.DATA,DISP=OLD //DUMP100 DD DSN=DBC.DUMP100,DISP=OLD //SYSPRINT DD SYSOUT=*,DCB=(RECFM=F,BLKSIZE=132,LRECL=132) //SYSUDUMP DD SYSOUT=* //SYSIN DD DATA,DLM=## LOGON DBC,DBC; ARCHIVE DATA TABLES (DBC) ALL, RELEASE LOCK, INDEXES, FILE=DUMP100; LOGOFF; ##
この例では、Teradata ARCの異常終了時にVOLSER=DGJAのテープがマウントされます。
z/OSのテープにアーカイブする場合は、テープのレベル情報とすべてのテープ ボリューム連続番号(異常終了時にマウントされていたものを含む)を指定してください。