アーカイブ操作でも復元/コピー操作でも、データ フェーズにおいてチェックポイントが取られます。 Teradata ARCは、指定されたデータ ブロック数を処理するたびに、テープ位置および他の処理情報を再起動ログに保存します。 チェックポイント操作の頻度は、処理するデータ ブロック数によって制御します。
チェックポイント操作では、入出力その他の処理にオーバーヘッドが生じるので、チェックポイントが多すぎるとパフォーマンスに悪影響を与えます。 Teradata ARCのデータ ブロックには、それぞれ32Kまで格納できます。
CHECKPOINTパラメータは、VERBOSE表示の頻度も制御します(それが活動状態の場合)。 毎分の処理データ量を表示させる場合は、アーカイブ速度が約1MB/秒であれば、CHECKPOINT値は2500~4500に設定してください。
- 設定したチェックポイントの頻度が高すぎる場合(CHECKPOINT値が小さすぎる場合)は、パフォーマンスが低下します。
- 設定したチェックポイントの頻度が低すぎる場合(CHECKPOINT値が大きすぎる場合)は、Teradata ARCが再起動時に再処理するデータ ブロック数が多くなります。CHECKPOINT実行時パラメータは、メインフレーム システム(z/OS)にのみ適用されます。 ネットワーク接続システム上でのTeradata ARCの再起動を可能にするチェックポイントはサポートされなくなりました。