使用上の注意 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

アーカイブ操作でも復元/コピー操作でも、データ フェーズにおいてチェックポイントが取られます。 Teradata ARCは、指定されたデータ ブロック数を処理するたびに、テープ位置および他の処理情報を再起動ログに保存します。 チェックポイント操作の頻度は、処理するデータ ブロック数によって制御します。

チェックポイント操作では、入出力その他の処理にオーバーヘッドが生じるので、チェックポイントが多すぎるとパフォーマンスに悪影響を与えます。 Teradata ARCのデータ ブロックには、それぞれ32Kまで格納できます。

CHECKPOINTパラメータは、VERBOSE表示の頻度も制御します(それが活動状態の場合)。 毎分の処理データ量を表示させる場合は、アーカイブ速度が約1MB/秒であれば、CHECKPOINT値は2500~4500に設定してください。

  • 設定したチェックポイントの頻度が高すぎる場合(CHECKPOINT値が小さすぎる場合)は、パフォーマンスが低下します。
  • 設定したチェックポイントの頻度が低すぎる場合(CHECKPOINT値が大きすぎる場合)は、Teradata ARCが再起動時に再処理するデータ ブロック数が多くなります。
    CHECKPOINT実行時パラメータは、メインフレーム システム(z/OS)にのみ適用されます。 ネットワーク接続システム上でのTeradata ARCの再起動を可能にするチェックポイントはサポートされなくなりました。