文字セットの制限事項 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

代替文字セットを使用すると、文字の拡張セットを使用してテーブルとデータベースに名前を付けることができます。 ただし、これらの拡張文字の内部表現は、セッション文字セットに依存します。

Teradata ARCは、代替文字セットを使用するTeradata Databaseで使用できます。ただし、代替文字セットを使用するTeradata Databaseでアーカイブ操作や復元操作を行なう場合は、十分に注意する必要があります。
  • ローマ字以外の文字を使用した名前でオブジェクトをアーカイブする場合は、データベースのMultinational照合オプションを使用して定義したものと同じ文字セットを使用する必要があります。

    多言語照合では、データベースでは地域設定により対応したデータの整列を行なうことができます。異なる文字セットを使用する場合、Teradata ARCではアーカイブの復元が困難になることがあります。多言語照合の詳細については、<SQL基礎, B035-1141>を参照してください。

  • 代替文字セットで作成したアーカイブを復元するためには、アーカイブで使用したものと同じ文字セットを使用する必要があります。
  • アーカイブを作成するために使用した文字セットを処理できないシステムで、アーカイブを復元しないでください。
  • KATAKANAEBCDIC文字セットがTeradata ARCに渡された場合、この文字セットは小文字のローマ字をサポートしていないため、すべてのメッセージは大文字になります。
  • Teradata ARCではオブジェクト名に制御文字(0x00から0x1F)の使用をサポートしていません。
  • Teradata ARCでは、マルチバイト文字のオブジェクト名は、大文字と小文字を区別するオブジェクト名として処理されます。 つまり、ユーザーはTeradata Databaseでオブジェクトが作成されたときに使用されていたのとまったく同じように、大文字と小文字を区別してマルチバイトオブジェクト名を指定する必要があります。そうしないと、Teradata ARCはオブジェクトを特定できないことがあります。 マルチバイト文字が含まれている可能性のある文字セットには、ローマ字以外の文字セットが含まれています。 ASCIIおよびEBCIDIC文字セットは、この制限に該当しません。

代替文字セットの使用中にTeradata ARCの実行を開始した場合は、次のメッセージが表示されます。ここで、character_set_nameはランタイム パラメータで定義された文字セット名です。

CHARACTER SET IN USE:  character_set_name
Teradata Databaseインストールでサポートされる代替文字セットの詳細については、システム管理者またはTeradataサポート担当者にお問合わせください。