FATALは、あらゆるTeradata ARCエラーの重大度をFATAL、つまり終了コード=12に変更します。例えば、ARC0802を致命的なエラーとして設定した場合、Teradata ARCは、ARC0802の発生時に直ちに終了することになります。
次の例では、ARC0802 I/OエラーまたはARC1218警告メッセージが発生した場合に、プログラムの実行を完了させずに、FATALによってTeradata ARCを即時に終了できます。 通常は致命的でないエラー状態も致命的と解釈され、プログラムは終了します。
ARCMAIN FATAL=(802,1218)
FATALオプションを使用すると、ダンプ コピーに障害が発生した時点でただちにジョブが停止できます。 そのため、アーカイブ ダンプの良好なコピーが存在する場合に、迅速な回復操作ができるようになります。
ARC1218は、問題のテーブルをスキップして次のテーブルを処理することを警告します。 続行よりも即時終了が優先する場合は、FATALパラメータを呼び出します。
等号(=)などの区切り記号は必須です。
Teradata ARCエラー コードとそれぞれのデフォルトの重大度レベルの一覧については、Teradata ARCの戻りコードを参照してください。